計測関連用語集

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詳細説明

フリップフロップ

読み方:

ふりっぷふろっぷ

カテゴリー:

#その他

(flip-flop)
1ビットの情報(0か1)を保持(記憶)することができる論理回路。論理回路の最も基本的なものの1つで、電子工学の論理回路の教科書にでてくる機能(回路)。フリップフロップはマルチバイブレータやラッチなどと同じく、単純な2状態を保持する電子回路として使われる。そのためCPUのレジスタやメモリのRAM、プログラムカウンタなど、広範に使われる。また、信号の遅延を制御するための遅延回路にもなる。
フリップフロップは2入力、2出力がある論理回路で、入力信号がなくなっても、出力状態を維持し続ける。このためラッチ(留め金、ドアのチェーンなどの意味)回路とも呼ばれる。正確には、ラッチ回路はクロックが1の間は入力の変化に応じて出力がいつでも遷移するが、フリップフロップはクロックの立ち上がりエッジ(または立ち下がりエッジ)でのみ状態が遷移する(クロックのどんな状態が遷移のタイミングになるかが異なる)。

flipもflopも多くの意味がある単語だが、ビーチサンダルで歩く時のパタパタと鳴る音もflip-flopと呼ばれる。つまり英語のオノマトペ(擬音)で、公園の遊具のシーソーが「ぎっこんばったん」している動作が、フリップフロップの原理に似ていることが語源といわれる。

デジタル回路のいたるところで使われているフリップフロップだが、動作状態によってラントパルスを発生させる原因になる。ラントパルスは機器の誤動作の要因のため、オシロスコープラントトリガ機能で発生波形を捉え、発生に対する対策を施すなど、機器の品質を高める検証・改善作業が各メーカで行われている。

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