フォースゲージ
(force gauge)
押す力(圧縮力)や引く力(引張力)を測定する計測器。別名、プッシュプルゲージ。メーカの研究開発や品質管理で製品の強度、耐久性などの評価に使われる。片手に持って操作するハンドヘルドの計測器だが、アタッチメント(台)に取り付けて測定する使い方もある。アナログとデジタル表示の2種類があり、剥離力、粘着力、摩擦力などを測定できるモデルもある。自動車部品から食品包装まで広範に使われる。
1947年に国内初のフォースゲージを製造し、荷重測定器の専門メーカを標榜する(株)イマダは多くのライアップがある。同社はロードセルやトルク計もつくっている。つまり、荷重、トルク、ロードセル、フォースゲージは同じ分野の仲間である。同社は2024年6月と2025年7月に幕張メッセで開催された「ものづくりワールド[東京](計測・検査・センサ展)」に出展している。アイコーエンジニアリング(株)は2025年の測定・計測総合技術展にフォースゲージを出展している。
forceは「力、勢い」、guageは「測定器、計器、標準寸法」の意味。なので、「フォースゲージ」は「力を測る測定器」。荷重(押す力や引く力)をforceとした。guageは元来、物体の標準的な重さやサイズを測定するための基準を意味していたが、圧力計(pressure gauge)のように基準から計測器、メータの意味に広がった(寸法測定では元来の基準の意味でゲージという日本語が使われている)。押す(push)力と引く(pull)力の両方を測定できることから「プッシュプルゲージ」の呼称がある。


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