フォークテスタ
(fork tester)
クランプ電流計(クランプテスタ)の先端をオープンコアセンサ(フォーク状)にした物。クランプ(丸いリング型)ではなく幅が狭い(コンパクトな)U字型のため、狭い場所の電線を挟むことが容易。回路を切断せず、通電中の回路を止めずに交流・直流電流を測定できることはクランプと変わらない。狭い場所での電流測定や、モータ、配電盤のメンテナンスの効率が上がる、現場向けの電流測定に特化した、クランプメータよりも便利な工具といえる。非接触で電圧を検知できる検電器でもある。
複数の現場測定器メーカがつくっている。以下に主要なモデルを述べる。
・クランプ、絶縁抵抗計、接地抵抗計に注力してきた共立電気計器(KEW)は、フォークカレントテスタの品名でKEW 2300Rがある。最も知られたフォークテスタのモデルである。
・環境測定器のテストー (testo)は「testo 755シリーズ フォークテスター」がある。755-1は、電気測定パラメータ(電流・電圧・抵抗)の自動検知ができ、755-2はプローブ先端(フォーク)が交換可能。
・フルーク(Fluke)にはフォークテスタとして「T6-1000 PRO 電気テスター」がある。2017年発売のT6-1000の後継である。
・三和電気計器 (SANWA)にはフォークテスタの名称のモデルはないが、ハイブリッドミニテスタ PM33Aはポケットサイズの本体にDMMとクランプメータの機能があり、チルトアップ式のU字型電流センサを装備している。
各社の品名はフォークテスタでないモデルが多い。フォークテスタはミニ・カテゴリー名称といえる。「テスター」と最後が伸びている名称もある。

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