計測関連用語集

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詳細説明

パッシブプローブ

読み方:

ぱっしぶぷろーぶ

カテゴリー:

#オシロスコープ

(passive probe)
オシロスコープで最も一般的に使用されている電圧プローブ。別名、受動プローブ。オシロスコープを購入すると、入力チャンネル分のパッシブプローブが標準付属している場合が多い。そのため標準プローブとも呼ばれる。
プローブヘッド同軸ケーブル基台(BNCコネクタがあるオシロスコープ接続部)の全体がもつ抵抗とキャパシタンスによって、測定対象の信号電圧を1/10に減衰するプローブ(10:1プローブ)が多い。プローブの抵抗とオシロスコープ入力部の抵抗によって信号を分圧するので分圧プローブアッテネータプローブ(減衰器プローブ)とも呼ばれる(回路図などの原理は以下の参考記事「オシロスコープ プローブの種類 ~ 原理、選び方、基本的な使い方」が詳しい)。

パッシブ(受動)とは、受動素子(LCR:コイルコンデンサ抵抗器)で構成されているという意味である。トランジスタなどの電源供給が必要な電子部品を能動素子といい、FETなどが使われるプローブをアクティブプローブと呼ぶ。電圧プローブだけでなく電流プローブもパッシブとアクティブの2タイプがあるが、パッシブプローブやアクティブプローブというと、通常は電圧プローブを指している。

狭義のパッシブプローブは標準プローブ(分圧プローブ)だが、広義には前述の分圧タイプとは違う抵抗ディバイダプローブも含まれる。分圧プローブの周波数帯域は500MHz(~1GHz)程度だが、抵抗ディバイダプローブは数GHzで、最も広帯域なパッシブプローブである。また減衰比を大きくして(100:1や1000:1)、高い電圧に対応した物を高電圧プローブと呼称している。一般にパッシブプローブよりもアクティブプローブの入力容量が小さく(1pF以下)広帯域だが、パッシブプローブにも広帯域な抵抗ディバイダプローブがある(ただし各社のラインアップは圧倒的にアクティブプローブが多く、抵抗ディバイダプローブはモデルが少ない)。また、高電圧モデルはパッシブプローブとアクティブプローブの両方にある。

参考記事
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