ニーモニック
(mnemonic)
マイクロコンピュータ(マイコン、CPU)を動かすソフトウェアに関連する用語。マイクロプロセッサ(MPU)の動作を1行程ごとに表現したものを命令という。ニーモニックはアセンブリ言語で書かれた命令のこと。たとえばアセンブリ言語で「add a、b」は「aにbを加えて、aに格納する」動作を意味する。構文の構成は、「【Mnemonic】【Destination】、【Source】」で、Mnemonicは命令、Destinationは計算した値を格納するアドレス、SourceはDestinationに加える値を示す。ニーモニックはadd、move、store、LD(loadの略記)などのような英語(やその略記)で、直感的にわかりやすい表現になっている。マイクロコンピュータの構造と動作原理は以下の記事に詳しい。
参考記事:車載マイクロコンピュータの基礎~車載システムを支える頭脳