ナノインデンテーション
(nanoindentation)
indentationは圧入、凹み。対象物を数nmからμmオーダで押し込んで、硬さや弾性率などの機械的特性を評価する分析機器(試験装置)をナノインデンターと呼ぶ。最大荷重印加時の押込み深さや以外に、計算によって硬度・ヤング率、塑性変形と弾性変形との仕事率などを求められるため、多くの物性を評価できる。メーカによって製品名はナノインデンテーションシステムやインデンテーションテスタ。ISO 14577で試験方法(ナノインデンテーション法)が規定されている。
メーカは海外のBRUKER(ブルカー)のナノ表面計測事業部やAnton Paar(アントンパール)がある。科学分析計を幅広くラインアップする島津製作所もつくっている。日本では国産の(株)エリオニクスのシェアが高いといわれている。東陽テクニカも以前からナノイメージングの製品群の1つとして取り扱っている(同社のナノイメージング部門は2022年から理化学計測器になった)。
ヤング率は引張試験の測定機でも計測することができる(参考記事の「繊維物性測定システム」)。



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