計測関連用語集

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詳細説明

トランジスタ技術

読み方:

とらんじすたぎじゅつ

カテゴリー:

#その他

ホビー(趣味)の電子工作に特化したエレクトロニクスの月刊誌。アマチュア無線の書籍で始まったCQ出版が刊行。趣味といっても、多くのメーカの電気技術者が愛読している。計測器に関する記事や書籍も多く、同様のエレキの月刊誌である日経エレクトロニクスが半導体デバイスを主力にしているので、ほとんど唯一の計測器情報が掲載される技術誌といえる。「トラ技」と呼称されている。
1964年に半導体専門誌として創刊(表紙のサブタイトルは「Semiconductor Technique」)、1966年からはサブタイトルが「Audio&Electronics」になり、現在は「役に立つエレクトロニクスの総合誌」。2022年12月10発売の700号(巻)には1964年9月5日発売の創刊号が、復刻版で付属している。創刊号にはSANWA(三和電気計器)の広告や三栄測器の新製品が掲載されている。岩崎通信機シンクロスコープについて解説している。トランジスタを使った、当時の最新機器の代表はオーディオ機器で、名門のトリオ(後のケンウッド)のアンプが創刊号の裏表紙の広告である(当時のトリオはすでにアナログオシロスコープもつくっている計測器メーカでもあった)。

2024年9月にトランジスタ技術は創刊60周年を迎えた。60周年を記念して、CQ出版は2025年8月9日(土)に秋葉原でファン感謝祭の「エレキ万博」を開催した。テーマは宇宙で、関連団体の講演と、電子部品や計測器などの展示があり、開演前から大勢で賑わった。筆者とほぼ同時に最前列に並んだ年配の男性は東北から新幹線で来ている。トラ技に執筆しているようなエンジニアが個人で出品しているコーナもあり、大変にコアなイベントだった。
CQ出版は「トラ技Jr.(ジュニア)」を刊行し、学生などの若い世代を対象にしているが、ファン感謝祭には学生よりも年配者のほうが圧倒的に多かったと筆者は思う。リクルートを兼ねて学生向けの講演を行った講演者が、「50人くらいの聴講者は年配者ばかりで、若い人は3人もいなかった」とこぼしていた。トラ技の購読者は半世紀前から秋葉原の電気街に電子部品を買いに行ったような男子である。
秋葉原でトラ技のイベントが開催されたことは喜ばしい。このような企画はCQ出版では珍しい。2026年以降に2回目が開催されるかはわからない。

参考用語
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