データ通信
(data communication)
コンピュータと遠隔地の通信端末を通信回線でむすんで、ネットワーク経由で情報の送受信をすること。遠隔地のコンピュータ同士のデジタルデータの通信(送受信)の総称。1970年代にまだ通信手段がアナログの固定電話網(銅線を使った黒電話や公衆電話)だけだった時代に、コンピュータのデジタル情報を遠隔地の端末と送受信する技術を、有線の電話機を使ったアナログ信号の音声通信と区別して「データ通信」と呼んだ。現在は個人や企業に無線通信機器が普及したため、携帯電話回線(4G/5G)やWi-Fiを使い、スマホやPCでインターネット上の情報を送受信する技術を指している。携帯電話のキャリア(通信事業者)は「データ通信量○○ギガ」などのPRをしている。
1980年代から2000年頃まで、通信測定器メーカの製品総合カタログの大きなカテゴリーの1つに「データ通信」があったと筆者は記憶している。安藤電気やアンリツ、大井電気などがプロトコルアナライザを筆頭にモデムテスタなどを掲載していた。データ通信の測定器と伝送交換装置用測定器の違いを簡便に説明するのは難しい。あえていえば、基幹通信網(コアネットワーク)の通信装置やネットワークの評価をするのが伝送交換装置用測定器(レイヤ1のBERTや選択レベル計、上位層のプロトコルを確認するOTN・SDH/SONETアナライザ)で、データ通信は端末の評価をする測定器、というイメージである。

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