計測関連用語集

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詳細説明

ディスクリート

読み方:

でぃすくりーと

カテゴリー:

#回路素子測定器 #半導体測定器

(discrete)
電子回路の用語としては、単体の電子部品で回路を組み上げること。discreteは「個別」、「個々の」という意味。たとえばプリント基板などに、多機能デバイス(カスタムICPLDなど)を使わないで、単機能の電子部品(抵抗コンデンサトランジスタ など)を実装して回路をつくることをディスクリートと呼ぶ。「単一目的のために使用される単一機能」の半導体を「ディスクリート半導体」と呼んでいる(電流を一方向に流す「ダイオード」や、電流をコントロールする「トランジスタ」など)。
複数の部品によって1つの機能の回路をつくるのがディスクリートだが、トランジスタなどの半導体が誕生した黎明期(1960年頃)に、1つの半導体チップ上でディスクリートを行えば部品点数を減らして製造コストを削減できるとして、IC(Integrated Circuit、集積回路)が生まれた。トランジスタなどの単一機能の半導体を複数組み合わせて1つのパッケージにする(集積する、Integrate)アイデアでICが生まれ、(1960年代以降)現在の半導体の多くがICになっている。

半導体デバイスメーカは「ディスクリート半導体デバイス使用時の熱設計について」というようなタイトルの技術資料を公開している。このように電子部品や半導体では「ディスクリート」という用語が普通に使われている。
パワー半導体の動的試験をするダブルパルステスタについて、Keysight World 2024では「PD1500Aはディスクリート用の小型の装置で2千万~3千万円位、パワーモジュールまで測定できるPD1550Aはもっと高額になる」と説明している。またもう1社のだダブルパルステスタメーカのPE-Systemsは「1台のテスタでディスクリートからモジュールまで測定できる」とPRしている。ここでいうディスクリートは、多機能デバイスではなく単体の電子部品の意味。PE-Systemsは、単体のデバイスから多機能モジュールまで広く測定できることPRしている。

参考用語
参考記事
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