テーパー
(taper)
加工部品などで円錐状の部品の傾斜が付いた形状を「テーパー」と呼ぶ。製造業界では傾きを表すことばとして「勾配」もある(両側に角度の傾斜がある形状を「テーパー」、一方が水平で片側にだけ傾斜が付いている形状が「勾配」)。テーパーは傾きや傾斜を示す用語。JIS Z 8114:1999には、「投影図または断面図における相交わる二直線間の相対的な広がりの度合い」とある。
金属加工の精度が高くなる傾向があり、テーパー面の角度や形状の高精度仕上げの需要が増している。テーパーの測定器を国産のキーエンスなどがつくっている。テーラーホブソンの「フォームタリサーフPGI NOVUS」は、革新的なデュアル・バイアス・ゲージを搭載し、上下両方向の同時測定が可能。テーパー角度と面性状を高い繰り返し精度で測定できる。
ノギスやマイクロメータ
の仲間にテーパーゲージがある。長さや角度などの測定器は、精密測定器というカテゴリーで呼称される。日本精密測定機器工業会が主催団体の1つである測定計測展では、ミツトヨなどが各種のゲージを出展している。
表記は「テーパー」と「テーパ」の2通りが使われている。

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