テクスチャーアナライザ
(texture analyzer)
食品の官能評価のために、食感を数値化する計測器。テクスチャーは物の表面の手触り・質感を示す概念。用例が多岐にわたり、ここでは「食物の歯ごたえなどの感覚(食感)」の意味で使われている。食品以外の用途にもテクスチャーアナライザは利用されるので、別名「(万能)物性試験機」とも呼ばれる。
「化粧品のさわり心地、つけ心地など、肌にのせた時の感触」を数値化している例もある。テクスチャーアナライザは主に食料品の計測器・分析器といえるが、人の感触に関係すれば何にでも使うことができる。表記は「テクスチャアナライザ」もある。
製品の外観は小型の圧縮機のようで、測定対象物に接触するセンサ部分をロードセルと呼んでいる。測定対象物によってロードセルを付け替えて交換できるモデルも多い。