ツイストペア
(twisted pair cable)
2本で対になっているケーブルを、よりあわせたケーブルのこと。ツイストペアケーブルを略して「ツイストペア」と呼称することが多い。日本語では撚り対線(よりついせん)だが、「ツイストペア」という表記が良く使われる。よりあわせていない2本線よりもノイズの影響を受けにくいため、昔から電話線などに使われてきた。LANケーブルにも使われている。外側を金属で覆いシールドしたものをSTP(Shielded Twisted Pair)、シールドの無いものをUTP(Unshielded Twisted Pair)という呼び方で区別する。伝送速度が速いとノイズ対策のためにSTPを使用する傾向がある。
高帯域車載マルチメディアネットワークの規格であるMOSTはプラスチック系の光ファイバとUTPを使用している。