セル・サイト
(cell site)
現在の携帯電話で使われる無線通信方式で、基地局の設置されている場所をセル・サイトという。ほぼ基地局と同義に使われる。もっと略して「サイト」と呼称している場合もあり、前後の文脈から慎重に理解しないと基地局であることがわからないことがある。cell(セル)とは細胞のことだが、携帯電話基地局がカバーする通信可能な範囲を指し、複数セルの基地局をつなげることで、広い範囲で移動体端末(スマートフォンなど)の無線通信を行うので、セルラー方式と呼ばれる。site(サイト)は敷地や用地のことだが、「セルがカバーするエリア」の意味から、そのセルに設置された基地局のことを指すようになった。セル・サイトは音声機能とデータ機能があり、無線信号の送受信と基幹網への伝送を行うために、多数のアンテナや機器で構成されていて、セル・タワーと呼ばれることも多い。最近は技術進歩によってセル・サイトは小型化している。
端末からの有線(または無線)の接続を、無線でインターネットにつなぐ機能(や機器)をアクセス・ポイント(AP)というが、親機や基地局を指していることがある(つまり基地局はAPと呼ばれることもある)。たとえば「アクセスポイントが満杯(または、いっぱいと表示される)」は、同時に接続できる端末数の上限に達していることを意味する。つまり、基地局などが収容できる(同時に通信できる)能力を超えていて、つながらない状態である(これが大規模に発生して通信障害になると輻輳と呼ばれる)。

.png)