スイッチング方式
直流電源で、半導体をスイッチとして使い、ON/OFFを制御して出力を安定させる方式のものを指す。直流安定化電源を回路方式で大別すると「シリーズレギュレータ方式(またはドロッパ方式)」と「スイッチング方式」の2種類がある。スイッチング方式は従来のシリーズレギュレータ方式に比べて効率が良く、電源を小型・軽量にできるが、スイッチングノイズが発生する。この方式を使った直流電源を一般に「スイッチング電源」と呼んでいる。技術の進歩によってスイッチング電源は多くのメーカが発売し大変普及しているが、従来のドロッパ方式も健在で、両者は用途によって使い分けられている。
一般にスイッチング方式は直流電源の種類を指すが、交流電源にもスイッチング方式のモデルがあるので、注意がいる。交流電源の交流アンプ部には従来、リニアアンプが使われ、リニアアンプ方式が主流だったが、本格的にスイッチングアンプが採用される時代となり、現在ではスイッチング方式が主流になる傾向である。直流電源の種類はドロッパ方式(別名、リニア方式)とスイッチング方式で、交流電源はリニアアンプ方式とスイッチング方式である(ただし「スイッチング方式は直流電源」という説明が主流である)。また、交流電源のリニアアンプ方式をリニア方式とも呼称するので、話は大変にわかりにくい。電源の計測器メーカは様々な呼称を使っていて、用語は不統一である。リニア方式とリニアアンプ方式の違いを正確に説明しているメーカはない。



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