シンクロスコープ
電気信号の波形を映し出し、電圧や周波数を観測する測定器。オシロスコープとほぼ同義。略称:シンクロ。岩崎通信機が「同期(sync、シンク)がとりやすいオシロスコープ」の意味で製品名にしたとされる。以前は同メーカの「トリガ機能付きオシロスコープ」の品名だったが、現在のオシロはトリガが標準になったので、この呼び方はほとんど使われない。1980年頃には、オシロのことを「シンクロ」と呼称している年配の電気技術者がいた。岩崎通信機がアナログオシロ時代の国産トップブランドだったことを伺わせる。アナログおしろなので、測定データを保存することはできない。
参考用語:アナログオシロスコープ