サイン補間
(sine interpolation)
現在のオシロスコープの主流であるデジタルオシロスコープはサンプリングされた値(離散的な、点のデジタル値)だけを表示するのではなく、補間表示の機能がある。サイン補間とは sin(x)/x の計算式で補間データを作成し、2点間を描画するもの。信号を正確に再現するためには、最高周波数成分の少なくとも2.5倍のサンプルレートが必要といわれる。
補間機能の設定をオフ(設定しない)にすると、場合によっては滑らかな波形にならず、観測しずらいので、標準設定(初期設定、デフォルト)ではサイン補間の機能をオンにしている製品が多い。
デジタル表示の計測器は、連続的に変化するアナログ信号を測定した後で、離散的なデジタルデータに変換(サンプリング)して表示する。単に数値を表示するのと違い、時間的な変化の推移をグラフにする波形測定器であるデジタルオシロスコープは、サンプリングされたデータだけでは元の信号の滑らかな波形を再現することはできないため、補間処理によって点のデータ間を埋め、使用者が観測しやすい表示にしている。


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