コンパクトディスク
(compact disc)
略記:CD(シーディー)。1982年に商用化され、現在も現役のデジタル情報を記録するメディア。光ディスク規格の一種。
音楽の記録メデイアだったアナログのレコード(LPやSP)に代わるデジタルのメディアとして日本のソニーとオランダのフィリップス(※)が共同開発し1982年に商用音楽ソフトが発売された。現在の音楽ソフトはCDが主流で、CDといえば音楽ソフトを指している。ただしCDは録音できる周波数を(可聴周波数を元に)制限しているため、レコードとは音が違うことが知られている。音楽愛好家はデジタルのCDではなくアナログのレコードや真空管アンプを使った音楽鑑賞を趣味にしているが、取り扱いの簡便さやサイズはCDに勝るものではない。1982年以降に記録方式などの規格を変更して(サイズは変更せずに)コンピュータなどのIT機器にも普及した。CDと同じサイズのDVDはそれ以前のLD(レーザーディスク)を置き換えて、現在も映像ソフトの主力メデイアである。
CDが発売された1980年代には、タイムインターバルアナライザやジッタメータなどの計測器が開発や製造用に重宝された。計測器の説明書は紙からCDに変更されたものが多いが、最近は簡易説明書(操作マニアル)を紙で添付し、正式な説明書はメーカのホームページで閲覧できるようにしているケースも増えた。
CD開発時の最大収録時間(74分42秒)は、当時ソニー副社長で声楽家の大賀氏が「オペラ一幕分、あるいはベートーヴェンの第九が収まる収録時間」を主張したことが影響しているといわれる。
(※)(Philips)ヨーロッパの代表的な総合家電メーカ。現在は医療機器・ヘルスケア事業に注力しているが、以前は音響・映像(オーディオ・AV)分野の、レーザーディスク(LD)、コンパクトディスク(CD)、Blu-ray Discなどの開発や規格提唱をしたメーカの1社である。半導体のI2Sも同社の提唱。
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