コンスタレーション
(constellation)
直訳は「星座」。デジタル変調の評価をIQ座標の点で表示する手法。表示が星座のように見えることに由来する。IQとはIn-Phase/Quadrature-Phaseの略記で、「同相/直交位相」。複雑な変調方式ほど、IQ座標上に点が多くなる。変調の確認にコンスタレーションは適している。スペクトラムアナライザで変調解析機能があるモデルは、コンスタレーション表示ができる。
携帯電話がアナログからデジタルに変わると(日本では2001年に第3世代方式、3GのW-CDMAサービスが開始された)、デジタル変調による通信方式が盛んになり、この分野の計測器(ワンボックステスタ、シグナルアナライザ、信号発生器など)はIQに対応して、コンスタレーション表示をするようになった。

.png)