コヒーレンス関数
(coherence function)
別名:関連度関数。系の入力と出力の因果関係の度合を示す周波数関数で、0から1の間の値をとる。1の場合はその周波数において系の出力がすべて測定入力に起因していることを示していて、1の場合はその周波数については、系の出力は測定入力にまったく関係ない。 0や1でない場合(0以上〜1以下)は、測定とは無関係な信号、系内部で発生しているノイズ、系の非直線性または系の時間遅延などがあると考えられる。コヒーレンス関数を測定する場合は必ず平均化を行う必要がある。(小野測器の「FFT解析に関する基礎用語集」より。数式は小野測器HPを参照。)
参考用語:コヒーレント、コヒーレンスブランク機能