クロストーク
(closs talk)
漏話。伝送信号が他の伝送路(レーン)に漏れること。通信不良の原因になる。
元来、電話で別の回線の声が聞こえてしまう混線や、オーディオ機器のステレオで左右の音が混ざり合うことを意味した。プリント基板では、並行する信号線が電磁的に結合しやすく、一方のパターンに電圧を加えると隣接するパターンに電圧が誘起されることがある。誘起電圧は意図していない信号なので、ノイズといえる。相互キャパシタンスや相互インダクタンスによって2つの信号線路には容量性/誘導性結合があり、一方の信号線の電圧(や電流)が変化すると、隣の信号線にノイズ(電圧変動、電流変動)がおきる。結合の度合いや影響の大きさは各種の条件によるので、クロストークが問題にならない場合もある。
現在の高速デジタル信号の品質評価では、クロストークは重要な試験項目である(以下の参考記事「キーサイト・ワールド 2018」でHDMIの例を取材している)。
キーサイト・テクノロジーにはオシロスコープのオプションにクロストーク解析アプリケーション(N8833Bなどのソフトウェア)があった(現在は生産終了)。


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