カオカラ
顔の変化をAI解析し、熱中症リスクを可視化する商品の呼称(商標※1)。顔の画像や表情から熱中症のリスクを判定する「暑熱対策AIシステム」の名称であり、「専用AIカメラ・タブレットサービス」である。工事現場などの暑熱対策商品の1つだが、熱中症を検知したり、アラームを出すわけではない。つまり一部のガス検知器のような法令に準拠した計測器ではない。
管理者・作業者に気づきを与え、迅速な対策を取れるよう、開発・実証試験を重ね、2024年に発売された。ポーラ・オルビスグループの化粧品開発で培った顔解析技術を活用し、直感的にリスク把握できる製品として開発された。(株)ポーラ・オルビスホールディングスの100%子会社として2023年8月に(株)ポーラメディカルが設立され、光学機器(暑熱対策AIカメラ「カオカラ」)の製造・販売と、皮膚科学・美容医療領域の研究、開発、成果物の制作・販売や化粧品販売を行っている。
カオカラはWBGT(暑さ指数)にも対応しているが、医療機器ではないので、熱中症の治療、診断、予防を目的とはしていない。2026年7月時点で5500以上の現場に導入されている(ポーラメディカルのHP、2026年7月)。
カオカラ2026年モデル(京セラ端末)の主な仕様は以下。
【型番】KCT306
【質量 / サイズ】約530g / 約260×169×9.9mm(突起部を除く)
【バッテリー容量】7000mAh
【防水・防塵】IP規格(IPコード):IPX5/IPX8/IP6X
【画面サイズ / 解像度】10.1インチ / 1920×1200 (WUXGA)
【搭載OS】Android 14
【物理SIM】nanoSIM / eSIM
現場用の機器を揃えているミドリ安全(株)はカオカラを販売している。計測器の範疇でもあり、横河系の商社である横河商事(株)も取り扱っている。横河レンタ・リース(株)もレンタル商材にしている(2026年7月)。
※1 「カオカラ」はポーラ・オルビスグループのポーラ化成工業株式会社(後にポーラメディカルへ事業移管)が取得している登録商標(登録第6836528号など)。商標の概要権利者はポーラ化成工業株式会社で、登録番号は登録第6836528号ほか。対象分野は第9類(機械器具類)、第42類(技術提供・調査)、第44類(医療・健康管理)などである。
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