オートモーティブワールド
(automotive world)
自動車業界の最先端の技術が集まる世界最大級の国際展示会で、RX Japan合同会社(旧リード)が主催し、春、秋、名古屋の3展が毎年開催されている(2026年1月現在)。毎年5月にパシフィコ横浜で開催の人とくるまのテクノロジー展(主催:自技会)と並ぶ、自動車業界の技術展示会である。展示会ロゴは「AUTOMOTIVE WORLD」である。
春は一番大規模で1月下旬に東京ビッグサイトで開催される。2026年1月21日~23日の第18回 オートモーティブ ワールド(主に西棟で開催)の構成展は以下。
1.[国際] カーエレクトロニクス技術展、2.EV・HV・FCV技術展(BEVなどのxEV)
3.コネクティッド・カー EXPO、4.自動車部品&加工 EXPO
5.自動運転 EXPO、6.SDV EXPO、7.クルマのサステナブル技術展
カーエレクトロニクス技術展の「テスティングゾーン(Testing Zone)」を中心に多くの計測器メーカがデジタルパワーメータやオシロスコープ、データロガー、環境試験器、EMC試験器、電磁波測定器などを展示する。第40回ネプコン ジャパンなども東棟で同時開催され、「非破壊検査ゾーン」や「パワーデバイス&モジュール EXPO」などに高速度カメラ、マイクロスコープ、工業用内視鏡、サーモグラフィなどが展示される。つまり、オートモーティブワールド・春の期間の東京ビッグサイトは、計測器の最新情報を知りたい関係者には欠かせない場である。
オートモーティブワールド・秋は9月に幕張メッセで開催される。2026年の第5回(つまり秋の展示会は2021年から始まった)の構成展は第5回 EV・HV・FCV技術展 [秋] (EV JAPAN 秋)、第2回 SDV EXPO [秋] 、第2回 クルマのサステナブル技術展で、次も同会場で併設展示される。第5回 ネプコン ジャパン [秋] 、第26回 SMART ENERGY WEEK ~スマートエネルギー WEEK~【秋】
名古屋 オートモーティブ ワールド(構成展は「カーエレ名古屋」など)は2018年9月から始まり(TechEyesOnlineは展示会レポートを掲載)、2026年11月開催は第9回になる。
自動車の技術展といえば「人とくるまのテクノロジー展」だが、パシフィコ横浜を増設(NORTHを新設)しても、同展への新規出展は難しいらしい。オシロスコープを例にすると、キーサイト・テクノロジー、テクトロニクスは以前から出展しているが、ローデ・シュワルツやリゴルは出展していない(オートモーティブワールドの方に出展している)。横河計測は以前から人とくるまのテクノロジー展ではなくオートーモーティブワールドの「カーエレクトロニクス技術展」に出展している。人とくるま展よりもオートモーティブを選んでいる理由はわからない。自動車業界にオシロスコープをPRするならまず、人とくるま展と筆者は思う。また、主要なオシロスコープを見たいなら、岩崎通信機やテレダイン・レクロイ、Siglent Technology(中華系のシグレント)も出展している7月のTECHNO-FRONTIERである。こちらにはほぼすべてのオシロスコープと電源のメーカが参加している。
参考用語
参考記事
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【展示会レポート】第39回ネプコン ジャパン / 第17回オートモーティブ ワールド 3ページ目リゴルのオシロスコープ(12ビット、8chなど)
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会員専用【展示会レポート】スマートエネルギーWeek春展(FC EXPO/二次電池展/スマートグリッドEXPO)省・創・蓄エネに関する技術・製品・サービス
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会員専用【展示会レポート】第11回オートモーティブ ワールド(カーエレJAPAN / EV JAPAN)ケーヒンのパワーコントロールユニット、日置電機の大電流センサを、アルプスアルパインの近未来コックピット
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会員専用【展示会レポート】第1回[名古屋]カーエレクトロニクス技術展(カーエレ 名古屋)ゼネラル物産のデバイス温度試験装置、イザベレンヒュッテの電流センサ、ネクスティエレクトロニクスの自動運転シミュレータ
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会員専用【展示会レポート】カーエレクトロニクス技術展 Part1 計測器メーカ編グラフテックのロガー、ナックイメージテクノロジーのハイスピードカメラ、アドバンテストの無線データロガー
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