オパシメータ
(opacity meter)自動車関連の測定器。オパシティメータ(光透過式黒煙測定器)の略称。正式名称(オパシティメータ)よりも広く使われているので、オパシメータがすでに正式名称といえる。ディーゼル車両の排出ガスに有害物質である粒子状物質(PM)がどれだけ含まれているかを検査する。具体的にはPMに含まれる軽油などの未燃焼分である可溶有機成分(SOF)を測定する。排気物質に光を照射して透過しなかった割合(オパシティ、不透過率)を計測する。従来の濾紙を使ったスモーク・メータよりも測定精度が高い。ディーゼル車の排出ガス規制の強化(平成19年7月~)によって黒煙の検査方法が変わり、自動車の整備用計測器として導入された。