計測関連用語集

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詳細説明

エヌビディア

読み方:

えぬびでぃあ

カテゴリー:

#半導体測定器

(NVIDIA Corporation) [半導体デバイスメーカ]
画像処理チップのGPU(Graphics Processing Unit)で世界No.1の半導体デバイスメーカ(ファブレス)。1993年設立(本社は米国カリフォルニア州サンタクララ)。2022年11月に公開されて世界中で話題となった生成AIのChatGPT(チャット ジーピィーティー)は、エヌビディアのGPUによってつくられたといっても過言ではない。同社の半導体とソフトウェアはAIの進歩に貢献し、CPUのトップベンダ、インテルに次ぐ存在となった(時価総額は世界10位内に入る)。
1993年の創業時はPCやゲーム機向けのGPUをつくった。ソニーが家庭用ゲーム機「プレイステーション」を発売するなど、当時のゲーム機には最新の画像処理技術が使われた。GPUは複数の単純計算を同時に高速に行う(並列処理)ことによって、ゲームの画像をつくりだす。アニメの動きや影などをよりリアルに描画するために、GPUは処理能力を向上させた。2010年代前半に「AIも計算力が高いほど良い結果が得られる」ことに同社は着目し、AI分野に参入した。
会社名の「NVIDIA」はラテン語のinvidia(英語のenvyと同じで「羨望」の意味)に由来するといわれる。CEOのジェンスン・ファンは社名を「インビディア」のように意識して発音している、ともいわれる。英語では最初の「N」は「イン」に近い発音になる。

2023年12月に来日したジェンスン氏は西村経済産業相との会談で、日本にAI開発拠点を設ける意向を示した(産総研は生成AIの研究を行い、エヌビディアのGPUが入ったスーパーコンピュータを使用しているので、候補の1つといわれる)。日本語による生成AIの作成には多くの高性能なGPUデバイスが必須なので、岸田首相は同氏に「できるだけ多くのGPUを供給してほしい」と要請した。ChatGPTは英語圏のデータを元にしているので、日本に合ったものにするためには日本語データからGPUを使ってつくり込む(アップデート)しないといけない。

米国の市場調査会社Gartnerは2024年1月に「2023年の世界の半導体デバイスのメーカ別売上高ランキング」を発表した。メモリ市場が不況で前年1位のサムスンは2位に落ち、インテルが2年ぶりに1位に返り咲いた。3位クアルコム、4位ブロードコムに次いで、エヌビディアは前年比57%増の急成長で5位になった。老舗のAMD(7位)やテキサス・インスツルメンツ(10位)を抜いてしまった。

参考用語
計測器中古市