イベント/ブレークポイント
(event/break point)
ICE(マイコン開発支援装置)の機能の1つ。トップベンダーだったソフィアシステムズ(現Sohwa&Sophia Technologies)の用語集には次の解説がある。イベント/ブレークポイント:CPUにこの機能が内蔵されている必要がある。イベントとは、「ある番地を通過した」、「あるアドレスをアクセス(リード/ライト)した」などの現象を言う。この現象(イベント)が発生した時にブレークする事が出来る。これをイベント/ブレークと呼んでいる。当社ICEではトレーストリガ機能があり、CPUに依存することなくアドレスに対する多様なトリガ設定を提供している。
当サイトとして補足説明すると、「ブレーク」とはプログラムの実行(進行)を止めること。イベントが発生したプログラムの箇所(ポイント)でブレークして、このポイントでこのイベントが起きることがプログラムの正常な動作か、を確認できる機能がイベント/ブレークポイントである、ということ。そしてこの機能はデバッグのためには重要な、便利なICEの機能である。