アース導通試験器
(earth continuity tester、ground bond tester)
電気製品が確実にアースされているかを試験する測定器。英語名称は複数あり、一番一般的なearth continuity testerは、電気機器の金属筐体とアース端子間の抵抗が低い(導通している、低抵抗)ことを確認する試験器。次に多い名称のground bond testerは、接地(グランド)の強固さ(bond)を試験するために大電流を流す試験器。計測用電源メーカの1社である菊水電子工業や計測技術研究所にはground bond testerがある(菊水 TOS6200Aなど)。海外メーカのSCHLEICHには、grounding continuity tester(接地導通テスタ)や、IEC規格などで規定された保護接地(Protective Earth)を確認するPE Testerなどの名称のモデルがある。
戦後の1949年に創業した老舗計測器メーカ、菊水電子工業のHPでは「製品情報」ページに約10種類の製品群が、直流電源、交流電源、安全関連試験器の順番で記載されている(2026年3月現在)。同社は、電気技術者が実験室で使うベンチトップの直流電源で国内トップシェアだが、電源の次に安全規格関連の測定器に注力していることが、HPの製品掲載順から伺える。同社の製品総合カタログ(安全機器に関する用語)には次の説明がある。「アース導通試験:基礎絶縁とアースへの保護接地で安全性を確保するように設計された機器の、保護接続の完全性(連続性)を評価する試験。」
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