アースリード
(earth lead)
オシロスコープの電圧プローブの先端(プローブヘッド)についているグランド側の線材のこと。アースはグランドと同義のためグランドリード(表記はグランド・リードもある)とも呼ばれる。アースリードはプローブヘッドに抜き差しできる交換部品である。
メーカによってアースリードやグランドリードなどの呼称があり、同一メーカでも2つの表記をしていることも多く、統一されていない。ECサイト(amazonなど)ではアースリードの商品名で販売している。同軸ケーブルなどの高周波の電子部品メーカのスタック電子は、計測器用のアクセサリとして固定減衰器やアッテネータをつくっているが、FETプローブや絶縁型のパッシブプローブも標準品で販売している。アースリードの先端がワニ口クリップ(※)になっている「ねじ頭グリップ(※)式アースリード」がスタック電子にはある。プリント基板などの四隅にある固定用のネジは信号のグランドにつながっていることが多いので、ネジの頭をクリップで挟んでアースに確実につなぐことができる。電気機器に使われているプリント基板にはアース用の端子(GND端子)が無い場合も多く、このようなアースリードは便利で重宝する。
(※) クリップ(clip)は物を挟む道具や部品、グリップ(grip)は物の握る部分。紙を挟んで束ねるクリップのように、計測器でもテストリードなどのDUTに接触する箇所にクリップは多く使われる(マルチメータやLCRメータなど)。アースリードの先端(アースにつながる側)はワニ口やミノムシなどのクリップが多い。グリップは野球バットやゴルフクラブなどの握る箇所を指しているが、スタック電子の商品名は「ねじ頭を握ることができる」という意味でクリップ(挟む)ではなくグリップ(握る)と命名していると推測する。

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