のこぎり波
(Saw tooth wave)三角波の1種。電子回路で良く使われる信号波形の1つ。時間とともに直線的に値(電圧や電流など)が増加し、一定時間後にピーク(山頂)を作り、今度は直線的に減少すると、信号波形は三角形に見える。この様な波形が周期的に繰り返される信号を三角波という。増加と減少の傾きが同じでなく、増加の傾きに対して減少が急峻(またはその逆)な三角波は、まるで大工道具の「のこぎりの歯」のようなのでこの名前がある。数学的には「非正弦波的な基本的波形の1種」である。
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