計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
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アイパターン(あいぱたーん)

(Eye Pattern)デジタル信号の1/0の時間推移を重ね書きで表示した図形。通信の伝送品質評価に使う。図形が目(eye)のように見えることに由来する。アイの開口度合いから視覚的に伝送品質を確認できる。アイパターン測定器としては光サンプリングオシロスコープ(オシロ)(キーサイト・テクノロジーの86100シリーズなど)が代表モデルだったが、広帯域オシロである高速オシロが普及すると、マスクパターンがオプションで用意されることが多いため、規格ごとのアイパターン評価は高速オシロで行うようになっている。マスクパターンとは「アイの開口」が規格の範囲内にあることを、オシロの測定画面で図形で規定するもの。測定者が波形から伝送品質(ジッタなど)を確認するのではなく、測定器のオプションソフトウェアが規格に合格しているか評価する。

IP(あいぴー)

Internet Protocol の略。米国防総省のネットワークプロジェクトで開発されたプロトコル。

IP負荷試験装置(あいぴーふかしけんそうち)

ネットワーク機器に負荷を与えて、パフォーマンスを評価する測定器。 (=負荷試験器)

IVI-COM/C(あいぶいあいこむしー)

IVI計測器ドライバ仕様に準拠したIVI-COM多重環境計測器ドライバのこと。 Microsoft Office VBA( Visual Basic for Applications)、Visual Studio 6.0、 Visual Studio.NET、などで利用することが可能。IVI-Cドライバが同梱されているので、LabVIEWやLabWindows/CVI環境からも簡単に利用できる。 IVI :Interchangeable Virtual Instruments。 COM:Component Object Model。(菊水電子工業の製品総合カタログ・用語集より)

I-V特性(あいぶいとくせい)

(Current–voltage characteristic) 半導体デバイスの電流(I)-電圧(V)特性。横軸が印加した電圧、縦軸がそれによって流れる電流、のグラフで視覚的に特性を示す。半導体の評価に使われるもっとも基本的な項目。I-Vカーブ、I-Vグラフとも呼ばれる。半導体関連測定器のカーブトレーサの品名はここから由来する。太陽電池の変換効率測定にも使われるため、太陽光発電関連測定器にI-Vカーブトレーサ、IVチェッカなどの品名の製品がある。電池などの電気化学関係ではターヘルプロットとも呼ばれる(菊水電子工業の総合カタログの用語集より)。

アキシャルプローブ(あきしゃるぷろーぶ)

ガウスメータと一緒に使用する軸型のセンサー。(=同軸型プローブ)

アクイジョン・モード(あくいじょんもーど)

オシロスコープの機能の1つ。「サンプル・ポイントからどのように波形ポイントを構成するかを決めるモード。サンプル、ピーク・ディテクト、ハイレゾ、エンベロープ、アベレージ、波形データベースなどがある。(テクトロニクスの「オシロスコープのすべて」(2017年4月発行)より)」。テクトロニクスはオシロ解説(使い方、入門)でアクイジョン・モードを使い分けることを説明している。横河計測も正式な機能として「アクイジョン・モード」と表記している。キーサイト・テクノロジーは「データのアクイジョン(補足)には・・・」という解説をしている。

アクチュエータ(あくちゅえーた)

(Actuator) コンピュータが出す電気などを機械的な運動に変換する装置・機構。

アクティブフィルタ(あくてぃぶふぃるた)

スイッチング電源機器では、入力電流波形を改善し力率を良くするためのチョッパ回路を、アクティブフィルタと呼ぶことが多い。一般には、トランジスタやICなどの能動素子を使用し、特定の周波数のみを通過させることを目的とした回路網や装置のこと。(菊水電子工業の製品総合カタログ・用語集より)

アクティブプローブ(あくてぃぶぷろーぶ)

入力容量が小さいため高い周波数を測定出来る電圧プローブ。(=FETプローブ、能動プローブ)オシロスコープ本体によっては電源が必要となったり、使用出来るオシロスコープ本体が限られたりする。

アコースティックエミッション測定器(あこーすてぃっくえみっしょんそくていき)

材料が変形したり破壊する時に発生する弾性波(アコースティックエミッション)を測定する機器。

アジレント・テクノロジー(あじれんとてくのろじー)

HP(Hewlett-Packard:ヒューレットパッカード)のIT器機以外の部門を継承した会社で、化学分析・ライフサイエンス事業と電子計測事業があったが、後者は2013年に分割されキーサイト・テクノロジーとなった。 アジレント・テクノロジーは横河電機のアナリティカル製品を吸収し、現在は科学分析機器の大手メーカである。

アスマン式通風乾湿計(あすまんしきつうふうかんしつけい)

乾球と湿球の温度から公式によって相対湿度を読み取る方式の湿度計。二本の同種・同型・同体の温度計を並べ、一方の乾湿部を水で湿らせたガーゼ等で包み、この湿球が水の蒸発による気化熱によって湿度が低下することをこれを利用して湿度を測定する機器。

ATAPI(あたぴ)

AT Attachment Packet Interface の略。IDEコントローラにCD-ROMドライブなどハードディスク以外の機器を接続するために考案されたデータ転送方式の規格。ATAとATAPIは当初は別の規格であったが、ATA-4で「ATA/ATAPI-4」として統一された。

厚さ計(あつさけい)

色々な物の厚さを測定する計測器を「厚さ計」と呼んでいる。塗装などの厚さを測定する可搬型モデルは、屋外での塗装時と保守用途で使われる。金属などの厚さを測る装置は各メーカの生産ラインに設置されて検査機器として稼働している(サイズは冷蔵庫くらいの大きさがある)。そのように測定対象と用途によって厚さ計の寸法と価格は大変幅が広く、使い方も様々だが、それらが皆「厚さ計」を品名にしているため、説明は広範にわたる。測定方式は超音波の他、電磁式、渦電流式、蛍光X線式などがある。可搬型モデルは通販でも購入でき、多くのメーカがある。超音波式厚さ計は非破壊検査機器の範疇で、非破壊検査の計測・検査機器メーカの多くが厚さ計をラインアップしている(たとえばオリンパス)。Fischer(フィッシャー、本社:ドイツ)は皮膜測定と材料の特殊試験の専門メーカだが、塗装やメッキ皮膜の厚さ測定器の老舗である。厚さは長さという物理量なので、温度計のように物理量測定器ともいえるが、先述のように実際は非破壊検査メーカが多く作っているので、カテゴリーは科学分析機器といえる。

アッテネータ(あってねーた)

歪みを発生させることなく、電圧信号を減衰させる機器。(=減衰器)

アッテネータパッド(あってねーたぱっど)

(Attenuator pad) インピーダンス不整合を改善する目的で使用される減衰量が固定の高周波アッテネータを「アッテネータパッド」と呼ぶ。6dB, 10dB等のアッテネータが使用されることが多い。

圧力キャリブレータ(あつりょくきゃりぶれーた)

圧力計のメンテナンスや工場検査工程での計測・校正作業を行う測定器。海外製の計測器が多い。代表はベーカーヒューズ。Druck(ドラック)の圧力計、圧力校正器がGE(ゼネラルエレクトリック)グループに吸収され、「GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ 」の会社名で販売されてきたが、さらにGEからBaker Hughes(ベーカーヒューズ)が大株主となった。会社名はベーカーヒューズだが、ブランドとしてはDruckが有名で、現在もブランドは健在。フルークもラインアップが多い。温度・露点計測器が有名なMichell(ミッシェル)も圧力計をつくっている。国産では横河計測の圧力キャリブレータが、「コンパクトキャル」などの品名で販売されている。大型プラントの代表である原子力発電所は、定期点検の期間を13か月ごと、と法律で規定しているため、定期点検で数多くの圧力キャリブレータが必要になる。日本の原発で採用されているのはドラックと横河の2社が多い。フルークやミッシェルも使われている。

圧力計(あつりょくけい)

気体や液体の圧力を測定する機器。計測器としての圧力計以外に、工場・発電プラントなどの配管各所などの圧力を計測して表示する、設置型の圧力計もある。(=マノメータ)

圧力校正器(あつりょくこうせいき)

圧力計のメンテナンスや工場検査工程での計測・校正作業を行う測定器。