計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
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BRAINターミナル(ぶれいんたーみなる)

(BRAIN Tarminal)横河電機のDCSやフィールド機器などの計装機器のデジタル伝送プロトコルであるBRAINのコミュニケータ(携帯型の通信ターミナル)。形名BT2000などがある。参照用語:HARTコミュニケータ

BroadR-Reach(ぶろーだーりーち)

米国の通信インフラ用半導体のファブレス大手であるBroadcom(ブロードコム)社が車載Ethernet 用に開発したデータ伝送技術の名称(ドイツの自動車メーカBMWとBroadcomが仕様を決めた)。現在の車載Ethernet100/1000BASE-T1などの基礎になっている。 当時のBMWの担当部署はスピンアウトしてTechnica Engineering社になった。同社は車載Ethernetに特化して製品開発しているパイオニアで、2008年にBroadR-Reachの研究・評価を始めてから、2010年に世界初のBroadR-Reach(100BASE-T1)と標準イーサネットのコンバータの販売を開始し、2011年には100BASE-T1のL2スイッチの販売を始めている。技術力や知見があり、毎年製品を開発・発売して売上を伸ばしている。 Technica Engineering社製品は日本ではガイロジック株式会社が販売している。同社は2002年にAmerican Arium(アメリカン・エイリアム)社のICE(エミュレータ)の日本代理店として創業し、その後はBluetoothのプロトコルアナライザなどを取り扱っている、先新のデジタル系計測器の商社である。最近は売上の約半分を車載関連製品が占めているという。 参考記事(会員専用):【展示会レポート】人とくるまのテクノロジー展 2022 横浜 ・・ガイロジック株式会社が取り扱っている車載Ethernet製品を取材。

BASIC(べーしっく)

プログラミング言語の1つ。Beginner's All-purpose Symbolic Instruction Codeの頭文字を取った造語。1964年に米国のダートマス大学で開発された。日本では1970年代後半のパーソナルコンピューターに良く使われた。たとえばシャープ「MZ-80K」(1978年発売)、NEC「PC-8001」(1979年発売)、富士通「FM-8」(1981年発売)などがBASICを採用していたので、理工系の学生を中心にBASICでプログラムを作成することが普及した。初級者には勉強しやすい言語で、後にC言語など他のプログラム言語を理解するための基礎学習となった。マイクロソフトはBASICの進化系であるVisual BASICを開発した。

baud(ぼー)

データ通信で「1秒あたりの変調回数」のこと。ボーレート(bsudrate)とも呼ばれる。アナログの電話回線でモデムを使ってデータ通信していた時代は、ボーはbps(ビット/秒)と同じため、データ通信速度として表記されていた。現在のGbps(ギガビット)通信時代にはボーとbpsは必ずしも同じ値にはならない。