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- UV計(ゆーぶいけい)
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UVは紫外線(ultraviolet rays)のこと。2つの意味がある。1.紫外線の量を測定する機器。参考:紫外線測定器。2.紫外線を利用するが、紫外線の値ではなくCODを測定する機器。そのため名称は、有機汚濁測定器、有機性汚濁物質測定装置、有機汚濁モニタなどの注記がされる。水質などの環境測定器をラインアップするJFEアドバンテックの水銀フリーUV計について取材記事がある。参考記事:【展示会レポート】IIFES(アイアイフェス)2022/2ページめ。
- UV照射装置(ゆーぶいしょうしゃそうち)
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紫外線を照射する装置。紫外線はUVと略記される。測定器の範疇の製品としては、EPROM(Erasable Programmable ROM)のデータ消去をする紫外線照射機器であるROMイレーサがある。ただしROMイレーサは計測器メーカではなく紫外線機器メーカがつくっている。 振動・騒音計測だけでなくパーティクルカウンタなどの微粒子測定が得意なリオンには、紫外線を照射する微粒子測定器として形名XL-10やXL-28などがある。これは計測器メーカがつくるUV照射装置である。
- Uボート(ゆーぼーと)
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英語U-boat。ユーボート。第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけて華々しい活躍をしたドイツ海軍の潜水艦のこと。独語U-bootはUnterseeboot(ウンターゼーボート、水の下の船)の略語。Uボートに搭載されていた無線機はローデ・シュワルツ製品だった。現在、ヨーロッパのNATOに配備されている戦闘機のユーロファイターも無線機はローデ・シュワルツ製が使用されている。同社はドイツの無線測定器メーカとしてキーサイト・テクノロジーやアンリツとともにひきあいに出されるが、元々は無線機メーカである。
- UUT(ゆーゆーてぃー)
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(Unit Under Test)計測器の測定対象のユニットのこと。日本語では「被測定ユニット」、「被試験ユニット」。DUT(Device Under Test)やEUT(Equipment Under Test) とほぼ同義。
- ユニコーン(ゆにこーん)
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時価総額が10億ドル以上で、株式未公開(未上場)のベンチャー企業を指す。投資家から高い評価を受ける新興企業として、2013年に著名なベンチャー投資家が言い出した。滅多に現れないという意味で伝説の一角獣であるユニコーンになぞらえた。当時は約40社だったが、いまは1000社以上に増えている(2022年9月現在)。有望な新興企業が現れ、産業の新陳代謝が進んでいる指標にもされている。国別順位は1位が米国(641社)、2位が中国(174社)、日本は18位(6社)(米国の調査会社、CBインサイツの報告による)。世界や日本で多くの計測器メーカが起業した50年~100年前なら、計測器メーカも何社かは確実にユニコーンだったと推測する。半導体やコンピュータ、通信技術の進歩によって計測器が伸び盛りの最先端機器だったのは1980年~2000年代のICEの興亡が最後であったように筆者には思える。計測器は今でも最先端のハイテク製品で、工業製品のマザーツールとして決して無くなることはないが、計測器メーカがユニコーンになることはない。計測器はベンチャービジネスではなくなった枯れた(円熟した)製品といえる。
- ユニバーサルカウンタ(ゆにばーさるかうんた)
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(universal counter) 周波数や周期などの測定、2チャンネル入力で時間差の測定や周波数比の測定など、多くの時間パラメータが測定できるカウンタ。計測器の分類としては、時間測定器の内のエレクトリック・カウンタ(略してカウンタ)の1種。1952年にHP(現キーサイト・テクノロジー)が最初の周波数カウンタを発売したが、その後に機能を拡張して周波数だけではなく、周期、タイムインターバル、パルス幅など時間に関するさまざまな測定が1台で行えるようにしなったため、ユニバーサル(普遍的な、幅広い)カウンタと呼ばれるようになった。現在のカウンタの主流の機種群である。現在のカウンタはほとんどが多機能で、いわゆるユニバーサルカウンタである。
- 油分濃度計(ゆぶんのうどけい)
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水や海水中の油分を測定する機器。