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- カーブトレーサ(かーぶとれーさ)
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半導体デバイスの電流・電圧特性(I-V特性)を精密に測定する計測器。デバイスメーカでは研究開発~設計~検査のすべての行程で使用する基本測定器である。I-V特性のグラフ(カーブ)をトレースして表示することに由来する名前。半導体の受け入れ検査でも使われ、過去には菊水電子工業や國洋電機が作っていたが、すべて生産中止した。R&D向けには長らくテクトロニクスの370型と371型が業界標準だったが生産終了し、岩崎通信機が同等品のCS-3000シリーズを発売した。現在同社はCS-5000、CS-8000などのシリーズをラインアップしている太陽光パネルの発電量を測定するとき、(パネルは半導体なので)I-Vカーブを測定して評価する。英弘精機などの日射計を作っているメーカがPV(太陽光発電)用のI-Vカーブトレーサを発売している。参考用語:半導体パラメータアナライザ、I-Vチェッカ 参考記事:アナライザあれこれ 第4回「半導体パラメータアナライザ, カーブトレーサ」 計測器情報:カーブトレーサの製品例
- カスコード接続(かすこーどせつぞく)
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(cascode connection)FETなどを縦続接続すること(ソース接地回路とゲート接地回路が縦積みされた接続)。2個のトランジスタで、エミッタ接地回路とベース接地回路が縦積みになっていると、カスコード回路(cascode circuit)と呼ぶ(FETでも同じ)。別名:縦続接続。 真空管の時代に、縦続接続することをcascade connection triode(縦続接続真空管)と呼んでいたのが短縮されてcascodeやcascade connectionになった。ネットワークで使われるカスケード接続(多段接続)とは単語が似ているが全く違う。
- カソード(かそーど)
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(cathode) 電子部品で、外部回路へ電流が流れ出す電極のこと。反対の電極をアノードという。真空管、ダイオード、電池などにはアノードとカソードがある。CRT(Cathode Ray Tube)は日本語で「陰極線管」。つまり、真空管ではカソードは陰極と呼ばれる。正極・負極という表現もあり、カソードは、真空管では負極、電池の場合は正極。電力用のスイッチに使われる半導体素子のサイリスタにもアノードとカソードがある。
- GaN(がん)
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窒化ガリウム。Gallium Nitride(ガリウムナイトライド ) 。半導体の材料元素はシリコンが主流だが、パワー半導体ではSiCやGaNを使った製品が普及しつつある。
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