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- OPアンプ(おぺあんぷ)
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(operational amplifier)電子回路で使われる増幅器(アンプ)の1種。「オペアンプ」や「OPアンプ」という表記がされる。現在では集積回路になった半導体(電子部品)である。日本語訳は「演算増幅器」だが、この表記はほとんど使われない。微積分や加減算などのアナログ演算を電子回路で行う目的で開発されたのが演算増幅器(オペアンプ)の語源といわれる。 つくっているデバイスメーカはAnalog Devices(アナログ・デバイセズ)、Texas Instruments(テキサス・インスツルメンツ、略記:TI)など海外メーカが有名だが、東芝デバイス&ストレージや日清紡マイクロデバイスなどの国産もある。Liner Technology(リニアテクノロジー)やMaxim Japan(マキシム・ジャパン)はアナログ・デバイセズに買収された。 OPアンプは電子回路で最も多く使われる半導体なので、アナログ・デバイセズは電子回路のエンジニアなら誰でも知っている有名なデバイスメーカである。
- オン抵抗(おんていこう)
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(on-resistance)トランジスタの1種である MOSFET を動作(オン)させた時のドレイン・ソース間の抵抗値のこと。パワーMOSFETなど、パワー半導体の主要な性能指数である。パワー素子の動作時(通電状態)の抵抗値なので、値が小さいほうが高性能。オン抵抗が小さいと、電力の損失(ロス)が少なくて済む。半導体材料(元素)として従来のSi(シリコン)ではなくSiC(炭化珪素)やGaN(窒化ガリウム)を使った新しいパワー半導体が2010年代から製品化が始まっている。これらは電力変換効率だけでなく、高耐圧や低損失という性能も改善されている。
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