計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
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DC確度(でぃーしーかくど)

設定電圧と実際の出力電圧との差(テクトロニクスの冊子「信号発生器のすべて」の用語解説より)。信号源は出力値として設定した値が極力、実際の出力値になるように設計されているが、その精度がどれくらいあるかをいっている。たとえば信号源(電源や発振器)の出力設定を3Vにしても、信号源の出力端子が3Vとは限らないということ。また、計測器の出力値が、信号を受ける機器の入力値と同じかどうかは接続の仕方によって異なる。たとえば信号源の出力端子が3Vでも、信号を受ける機器の入力端子は3Vより低い電圧になることもある。DC電源の例が用語

DDS技術(でぃーでぃーえすぎじゅつ)

DDS (Direct Digital Synthesizer)は、単一の発振源(固定の周波数)から、任意の周波数の波形をデジタル的に作成すること。DDS技術は信号発生器で使われている。計測器としては、周波数と位相が可変できる信号発生器を指している。加算器やROMで構成され、クロックに同期して周波数設定値を累積していき、任意の周波数の波形をつくり、フィルタ(LPF)できれいな正弦波にする。 ファンクションジェネレータの国産No.1メーカである株式会社エヌエフ回路設計ブロックは、DDS:日本語では「ディジタル直接合成発振器」と呼ばれる、と述べている。テクトロニクスの冊子「信号発生器のすべて」の用語解説は「DDS技術:1 つのクロック周波数で計測器の動作範囲内の周波数を発生させて波形を合成する技術。クロックで制御して信号発生器のメモリから出力するサンプルのレートを決定する」と解説している。 参考記事:ファンクションジェネレータの基礎と概要 (第1回)・・「ファンクションジェネレータの歴史と種類」の章でDDS方式のモデルが任意波形の作成ができることが解説されている。

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