計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
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ホイートストンブリッジ(ほいーとすとんぶりっじ)

(wheatstone bridge)ブリッジ回路(ブリッジ法)の代表例。既知の抵抗3つ(1つは可変抵抗)と未知抵抗の4つをブリッジ状に接続して、中間点の電位差を検流計(精密な電流計)で測定して、可変抵抗によって平衡状態を作り、未知抵抗の値を正確に測定する。応力を検知するセンサであるひずみゲージの信号(抵抗値)変化は大変小さいので、ホイートストンブリッジ回路(ブリッジボックス)を使い電圧に変えて、測定器(アンプ)に入力している。19世紀の英国の物理学者、チャールズ・ホイートストンが語源。

ボードテスタ(ぼーどてすた)

(board tester) プリント基板の検査装置をボードテスタと呼ぶ。ベアボードや半導体パッケージ基板、実装基板のショート・オープン検査を高速に行うなどの機能がある。インサーキットテスタとも呼ばれる。構造は多チャンネルの簡易デジタルマルチメータ(またはLCRメータ)といえる。計測器メーカとしては日置電機がラインアップが多い。計測器の1種だが、検査ラインに設備される大型の機器である。 近年、IEEE ではボードテスタに変わる有効な検査手法としてバウンダリスキャンテストを推奨しているが、日本ではまだ普及率が低い。 参考用語:ベアボードテスタ 参考記事(会員専用): 【展示会レポート】JPCA Show 2018 大学展示コーナー(計測関連展示の2校)の2ページ目 ・・バウンダリスキャンによる微小抵抗計測について、バウンダリスキャン研究会の亀山博士に解説いただいた。

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