計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
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ダークウェブ(だーくうぇぶ)

闇ウェブとも呼ばれる、インターネット世界の最深部。危険な製品の売買や、犯罪に使われるなどで知られるようになった。

タービン(たーびん)

(turbine)流体のエネルギーを機械的な動力に変換する機械のこと。原動機の1種。種類としては蒸気タービン、ガスタービンなどがある。高温高圧の水蒸気を受けて回転する蒸気タービンは火力発電所や原子力発電所で発電機を回して発電させるための重要な機構である。ガスで回転するガスタービンは航空機のジェットエンジンや一部の火力発電所に使われている。自動車に導入されているターボも、語源はタービンと同じという説がある。 タービンをつくるのは重電メーカである。日立製作所、東芝、三菱重工は発電所向けの大型のタービンをつくれる世界的なメーカである。日本は世界に誇る重工業(Heavy Industry)の国で、三菱重工業(MHI)、IHI(旧石川島播磨重工業)、川崎重工(KHI)、住友重機械工業など、重工と名の付く世界的なメーカが複数ある。家電(軽電)と比べると重電・重工は地味で一般の人々に知名度がないが、重要な社会基盤(インフラ)で、欧州、米国と日本にしか世界に通用する重電・重工メーカはない。韓国のサムスングループは軽電(半導体や家電)は世界一だが、世界で通用する総合重電部門はないし、いうまでもないことだが中国には重電メーカはない(中華思想や儒教では重電・重工は成立しない)。 原発の蒸気タービンはMHI、東芝、日立製作所の3社が手がけているが、地熱発電用のタービンは富士電機が強いといわれる。ジェットエンジンのタービンブレード(タービンの羽根部品)ではIHIやKHIが有名だが、MIHや日立もつくっている。

ダイアグノシスデータ(だいあぐのしすでーた)

自動車の故障診断データのこと。ECUは車両の動作状態について正常・異常を診断するダイアグ処理を行う機能を持っている。

大地グランド(だいちぐらんど)

電流をグランドへ逃がす導体。(テクトロニクス「オシロスコープのすべて」(2017年4月発行)より)

大地抵抗率(だいちていこう)

大地抵抗の大きさをあらわすもので、1m2 あたりの土壌の抵抗値のこと。大地抵抗率は、土の種類や含水率、温度などで大きく変化する。(共立電気計器株式会社の用語集より)

タコ足配線(たこあしはいせん)

テーブルタップに何本もの電源コードをつないでいること。テーブルタップには流せる電流(定格電流)が表示されており、その表示以上の電流が流れるとコードが過熱して火災の原因にもなる。

タスク(たすく)

(task)オペレーティングシステム(OS)のプログラムの実行単位の一つ。一度に1つのタスクしか実行できないOSをシングルタスクOSと呼ぶ。また、複数のタスクがあたかも平行に実行できているように見えるものを、マルチタスクOSと呼ぶ。ITRONではタスクと呼ぶが、Linuxではプロセスと呼ぶ。Windowsなどのように実行単位がスレッドである場合はタスク=スレッドともいえる。そのため現在ではマルチタスクよりもマルチスレッド、マルチプロセスといった用語が使われる場合が多い。(株式会社Sohwa&Sophia Technologiesの用語集より)現在では人が行う仕事や業務のことをタスクと呼び、会社の業務の進捗管理にタスクということばが普通に使われるようになった。参考用語:TRON

DAkkS(だっくす)

Deutsche Akkreditierungsstelleの略。ドイツ認定評議会。ドイツの国家認定機関である。(フィッシャー・インストルメンツの膜厚測定、素材分析、材料試験、表面特性解析に関する用語集より)

ダッシュボード(だっしゅぼーど)

計器盤。メータ類が設置されるパネルのこと。自動車の運転席の計器類を指していることがある。インパネ(instrument panel)も同義。

WP29(だぶりゅぴーにじゅうきゅう)

国際連合の欧州経済委員会(United Nations Economic Commission for Europe、UNECE)の下部組織である「自動車基準調和世界フォーラム」の略号。「国連で29番目にできた作業部会」である。自動車の国際基準をつくる、世界で唯一の自動車基準の調整組織。英語名称:world forum for harmonization of vehicle regulations working party 29。 2020年6月に自動車へのサイバー攻撃対策を義務付ける国際基準(UN規則)を採択したことで、関係省庁(国土交通省、経済産業省)や自動車工業会(自工会)、自動車技術会(自技会)は、国際基準への対応やガイドラインの策定、日本国内における法令関係の制定などを進めている。

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