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- GigE Vision(ぎぐいーびじょん)
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工業用カメラの国際規格。イーサネットのIPネットワーク上で動作するカメラ・インタフェース標準。準拠したものはロゴが使用できる。
- GP-IB(じーぴーあいびー)
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(General Purpose Interface Bus ) コンピュータと周辺機器を接続するためのバス規格の一つ。世界No.1計測器メーカのHP(現キーサイト・テクノロジー)は、計測器をコンピュータで制御する(自動計測)ための規格、HP-IBをつくった。これを元にIEEEが標準化して作成したのがGP-IB。 GP-IBは各計測器メーカの製品に採用され、計測器の校正をする標準室では、GP-IBによって自動校正システムを構築している場合が多い。以前はパソコン用のGP-IBインタフェースカードなどがあった(PCメーカだけでなく、NIなどもつくっている)が、USBの普及によって、現在はGPIB-USB変換アダプタが使われている。 HPはHP-IBだけでなく、計測器の制御用のコンピュータである計測コントローラをつくるなど、スタンドアロン以外の計測器の開発で先進的な役割をはたした。現在のキーサイト・テクノロジーにはモジュール式計測器が多くあり(参考記事にAXIe製品例がある)、共通規格の提案も積極的である。
- GB/T(じーびーてぃー)
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中国の電気自動車の充電規格。自動車車両側のコネクタ形状が日本のGHAdeMOなどとは異なる。規格はそれを評価する計測器におおいに関係する。
- GMSL(じーえむえすえる)
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(Gigabit Multimedia Serial Link) 車載向けの高速伝送技術。ADAS(エーダス)などで車載カメラからの映像信号のインタフェース規格として実績がある。様々なIC製品をラインアップするMaxim Integrated(略称:マキシム)社が開発した技術だが、Maxim社は2022年にAnalog Devices(アナログ・デバイセズ、ADI)に吸収され、子会社となったので、GMSLはADI製品としてPR(告知)されている。車載の高速カメラI/Fとしてはトップシェアである(2024年現在)。 カメラなどから出力されるパラレル信号をシリアライザでシリアル信号に変換し、クロック信号をデータラインに重畳することで、1本線での高速伝送を低遅延で実現する、SerDes(サーデス)技術の1種。MIPI(ミピー)が車載カメラを主要な用途として2020年にA-PHYを策定し、ネットビジョン社がA-PHYのSerDesデバイスを、日本ケミコンがA-PHY対応カメラモジュールを2023年に発売し、GMSLの競合として登場している。ソニーはGMSLに対抗するGVIFという規格を製品化している。自動車用のカメラの高速通信規格として、GMSLは一番先行して販売実績があるが、その他の規格が(活況な自動車のネットワーク市場を狙って)追っている。
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