計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
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10/100Mbps LAN(じゅうひゃくめがびーぴーえすらん)

Ethernet(イーサネット、10Mbps、10BASE-T/2/5 ) と Fast Ethernet(100Mbps)のLANインタフェースはほとんどのパソコンで標準となった。企業では従業員ひとりパソコン1台が普通になり、社内メールは10Mbpsで送受信されている。1990年頃には、企業内のPCは基幹システム用の操作(入出力)端末として設備されていたが、2000年代には、OAPC(オーエー用のパソコン)が従業員の1人に1台つつ配備され、社員はパソコンの画面に一日中向かって、メールを見たり電子データで資料を作成したりするようになった。2020年になると(新型コロナウイルスの流行による外出、リアルな面談の自粛によって)オンラインのビデオ会議が普及し、従業員は家で勤務(テレワーク)しながら、PC画面に向かいオンライン会議するようになった。マイクロソフトのteamsやZoomなどの会議ツールが活用されている。

100BASE-T1(ひゃくべーすてぃーわん)

車載Ethernetの規格の1つ。最大1M bps(ビット/秒)のCANに対して、100倍以上の100Mbpsでデータ伝送が行われる。IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers、アイトリプルイー)は10BASE-T1、1000BASE-T1も規格化している。10BASE-Tはツイストペアケーブルを使ったLANの規格、1000BASE-TはギガビットLANと呼ばれる高速のLAN規格の1つである。 無線・ブロードバンド通信向けの半導体デバイスメーカ(通信インフラ用半導体のファブレス大手)として世界的に有名なBroadcom(ブロードコム)は、2011年にBroadR-Reach(ブローダーリーチ)と呼ばれる規格や製品を発表した(通信規格として普及したイーサネットを自動車向けに改良した)。後にこれを標準化した100BASE-T1が規格化され(2015年、IEEE 802.3bw)、イーサネット(Ethernet)を自動車の社内に導入した「車載Ethernet」と呼ばれる規格になった。

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