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- Wi-SUN FAN(わいさんふぁん)
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(Wireless Smart Utility Network for Field Area Network profile)次世代スマートメーター、流通オートメーション、家庭用エネルギー管理などのアプリケーションに使われる無線規格。Wi-SUNは日本のNICT(情報通信研究機構、ニクトと呼称)が開発した無線通信技術で、すでにWi-SUNデバイスは世界で約1億個出荷されたといわれる。Wi-SUNの通信速度と通信距離はLPWA(Low Power Wide Area)の1種だが、FANはフィールドエリアネットワークなので、広い屋外の通信である。Wi-SUN FANはLPWAを使って広域で通信する仕組み。日本発の広域IoT無線規格として、2.4Mbpsの仕様策定が進んでいる(2021年3月現在)。
- Wi-Fi(わいふぁい)
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無線LANの規格名称。語源はWireless FidelityやHi-Fi(High Fidelity)という説がある。無線LAN、IEEE802.11規格とほぼ同義に使われている。正確にはWi-Fi Allianceに認定されたIEEE802.11規格で、無線LANの1種。
- ワイヤレス給電(わいやれすきゅうでん)
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(Wireless Power Transmission) 有線ではなく無線によって電力供給する方式のこと。ワイヤレス電力伝送。小型の携帯機器から大型の自動車まで、各種の方式が研究されている。自動車の電動化に欠かせない要素技術の1つ。電力はmWからkWまで、用途はIoTからドローンまで、電力と距離によって、各種の方式がある。主な方式は、電磁誘導方式(従来型と磁界共鳴型)、電界結合方式、電磁波方式(マイクロ波を使用)、電磁波方式(レーザーを使用)がある。別名:無線給電。略記:WPT。
- ワイヤレスLAN(わいやれすらん)
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(wireless LAN) ワイヤレス(無線)通信でデータの送受信をするLAN。別名、無線LAN。Ethernet規格の一部である「IEEE 802.11b」規格のことを指す場合が多い。2010年頃からは一般家庭に普及したWi-FiがワイヤレスLANの最も普及した規格である。 元々、英語のwireless(有線の線材であるワイヤがない)を訳したことばが「無線」だが、英語をカタカナにした「ワイヤレス」もすでに日本語になっている。無線LANが普及する際に、従来のLAN(wired LAN、線でつながったLAN)ではないという意味で「ワイヤレスLAN」という表現がされたと思われる。ただし、前述のように無線LANやワイヤレスLANよりもWi-Fiという表現の方が大変良く使われている(2020年現在)。 ワイヤレスLANが登場したため、従来のLANを区別して有線LANと呼称することがあるが、通常はLAN、Wi-Fiといって、比較するときにしか有線LANという表現は使われない。英語でも無線(wireless)に対することばとして有線(wired、ワイヤード、ワイヤでつながった)ということばがある。wiredが先で、wirelessが生まれたわけではない。
- WAN(わん)
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Wide Area Network の略。「広域通信網」の意味で、電話回線や専用線を使って地理的に離れた地点にあるコンピュータ同士を接続し、データをやり取りすること。LANに対比して使われる用語。LANが普及するまでは、通信といえば公衆回線などの広域通信網が主体だった。LANが普及し、LANよりも広いエリアの通信も出始めると、LANと区別する意味でWANと言い始めた(1990年頃から)。現在はWANという表現はあまり聞かなくなった。
- ワンセグ(わんせぐ)
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モバイル機器向けデジタル放送。地上デジタル放送の1つのチャンネルの中の1セグメントのみを使用する。
- ワイヤレスジャパン(わいやれすじゃぱん)
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(wireless japan) 日本最大級の無線通信の専門展示会。2024年は5月29日(水)~5月31日(金)に東京ビッグサイト 西3・4ホール(4階)で、「ワイヤレスジャパン×ワイヤレス・テクノロジー・パーク(WTP) 2024」として、運輸安全・物流DX EXPOと併設で開催された。初開催はワイヤレスジャパン 1996年、WTP 2006年で、2013年から共同開催がスタートしている。主催・企画運営は株式会社リックテレコム(情報通信分野のビジネス専門誌、月刊テレコニュニケーションを発行)。 2024年に出展した計測器メーカはアンリツ(高砂製作所を併設)、ローデ・シュワルツ、キーサイト・テクノロジー、東洋計測器(NetAlly)、東陽テクニカ、コーンズテクノロジー(テレダイン・レクロイが買収した旧FrontlineのBluetoothプロアナ、Viavi Solutionsの無線測定器など)。通信規格のWi-SUNアライアンスやZETAアライアンス、NICTのプロジェクトなどもブースを構えた。アンリツは無線LANテスタ MT8862Aが、2023年12月に規格が更新されたWi-Fi 7(IEEE 802.11be)に対応したことを展示。東陽テクニカはオープンRANのソリューションを提案。 2024年は同時期に東ホールでJECA FAIR(ジェカフェア)が開催され、日置電機や共立電気計器、三和電気計器、マルチ計測器、FLIR(日本法人:フリアーシステムズ)、ラインアイ、グッドマンなどの現場測定器(TDRやラインモニタなどの通信計測器を含む)や、双興電機製作所、エヌエフ回路設計ブロックなどのリレー試験器、戸上電機製作所、ミドリ安全、佐鳥電機などの電力監視機器が展示された。つまり、2024年5月29~31の東京ビッグサイトは、幅広い範囲の多くの計測器が出展された。
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