計測関連用語集

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クロスケーブル(くろすけーぶる)

(crossing cable)通信用ケーブルで、送信データの端子と受信データの端子を入れ替えて(ケーブルの中でクロスさせて)いるケーブル。端末同士をつないでデータ伝送を行う(たとえばPCとPCを直接つないでデータを転送する)ときに使う。30年前はRS-232C、今だとLANのクロスケーブルを使う。たとえば複数のPC(端末)がネットワークにつながっているとき、LANならHUB(ハブ)を介して各PCはつながる。この時のケーブルは通常のケーブルで、ケーブル片端の送信ピンは他端の送信ピンに、同様に送信ピンも同じくストレートにつながっている(なので、クロスケーブルに対して通常のケーブルをストレートケーブルとも呼ぶ)。ネットワークの接続では、端末は上位の機器とつながり、端末同士は直接つながらない。それを端末同士で通信するためにクロスケーブルがある。ICEとPCの接続も通常はクロスケーブルを使う。そのためICEのアクセサリには必ずクロスケーブルがあった(2000年代までのRS-232Cが主流の時代)。最近のLAN機器(PC、HUB、ルータなど)は自動判別機能があり、PC同士をストレートケーブルでつないでも動作するようになった。そのためクロスケーブルはあまり聞かなくなった。クロスケーブルは別名、リバースケーブルやクロスオーバーケーブルともいった。

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