計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
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EIA(いーあいえー)

(Electronic Industries Alliance)米国電子工業会。主に電子機器や通信に関する標準化、規格化、電子産業の調査を行っている。EIAが策定した規格をEIA規格と呼ぶ。シリアル通信のRS-232C(Recommended Standard 232 version C)などはEIA規格。 米国政府のエネルギーに関する公的統計を発表する機関である、エネルギー省/エネルギー情報局もEIA(Energy Information Administration)と呼称している。

EN(いーえぬ)

(European Norm)EUの統一規格(normは規範、標準の意味)。3つの組織がEN規格を策定している。電気工学の分野は欧州電気標準化委員会(CENELEC)、電気通信全般は欧州電気通信標準化委員会(ETSI)、それ以外の分野は欧州標準化委員会(CEN)。「European Standards」とも呼ばれる。EUに電気製品などを輸出するにはEN規格に準拠しないといけない。EN規格に準じた製品をつくったメーカはメーカ自身で「CEマーク」を表示することができる。マークは認証機関での取得もできるが、マーク自体に安全認証や品質証明の役割は無い。EN規格への適合証明の責任はメーカが負う。

EtherCAT(いーさきゃっと)

(Ethernet for Control Automation Technology) ドイツのベッコフオートメーション(Beckhoff Automation GmbH)が開発したリアルタイム性のある産業イーサネット技術。産業用ネットワークのフィールドバス規格。プロトコルがIEC 61158規格で公開され、オートメーション技術、試験・計測で活用されている。最近のオシロスコープはシリアル通信などの規格の解析ができ、EtherCATに対応したモデルもある。

イーサネット(いーさねっと)

(Ethernet) コンピューターネットワークの規格の1つ。オフィス・家庭で普及している有線のLAN (10Mbps)に最も使用されている技術規格のため、ほぼLAN(ラン)と同義語になっている。有線LANは、OSI参照モデルの下位2層に相当するイーサネットとその上層の「TCP/IPプロトコル」の組み合わせで使われるため、「TCP/IPプロトコルのネットワークインタフェース層に対応する有線の規格」とも説明される。 高速イーサネット(高速LAN)としてGbpsの速度の規格(ギガビットLAN)があるが、イーサネットの根幹であるCSMA/CD技術を採用していなかったり、LAN向けとWAN向けの2種類の仕様があったり、厳密にはイーサネットでもLANでもない。 イーサネットの語源は「エーテル(Ether)」。20世紀始めまで物理学者は「空間には目に見えないエーテルという物質が充満していてそれが光を伝搬する」と考えていた。

Ethernet(いーさねっと)

コンピューターネットワークの規格の1つ。オフィス・家庭で普及している有線のLAN (規格名:IEEE 802.3)に最も使用されている(最近普及した無線LANは別の規格:IEEE 802.11)。「空間には目に見えないエーテル(Ether)という物質が充満していて、それを伝搬して情報が伝わる」という概念が20世紀初頭まであり、それが語源。つまりエーテル・ネットワークがイーサネットになった。

EtherNet/IP(いーさねっとあいぴー)

産業用のネットワークプロトコルの名称。標準的なイーサネット規格のTCP/IPはCIP(Common Industrial Protocol)と呼ばれるプロトコルを使用する。 CIPはDeviceNet、ControlNet、CompoNetなどで使用され、ODVA(Open DeviceNet Vendor Association)が管理し、多様な産業用機器に採用されている。

イノベーション・ジャパン~大学見本市(いのべーしょんじゃぱんだいがくみほんいち)

(Innovation Japan) 大学や研究機関の展示会。主催:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(JST)。大学や公的研究機関、ベンチャー・中小企業等から創出された研究成果を展示し、技術移転の促進や、実用化に向けた産学連携のマッチング、ビジネスマッチングを促進するイベント。毎年8月末に東京ビッグサイトで開催され、2020~2022年はリアル展示は中止(コロナウイルス蔓延による)、2021/2022年はオンライン開催された。2023年の第20回は、「大学見本市2023~イノベーション・ジャパン」の名称で8月24日(木)、25日(金)に対面開催される(リアル展示会)。 大学の取材は2017年11月の計測展などでも行い、記事にしている。 参考記事: 【展示会レポート】SCF 2017 /計測展 2017 TOKYO 大学特集(Part1) ・・東京工業大学(SRモータ)、長岡技術科学大学(自動車用 急速充電器)、電気通信大学(ホワイトリスト式サイバー攻撃検知)、慶応義塾大学(ネットワーク学習支援ロボット) 【展示会レポート】SCF 2017 /計測展 2017 TOKYO 大学特集(Part2) ・・新潟大学(MEMS非接触型液体センサ)、神戸大学(サブサーフェスイメージング)、三重大学(巡回監視ロボット)、神奈川工科大学(計測器の新しい校正方法) 【展示会レポート】MWE 2017 マイクロウェーブ展(会場:パシフィコ横浜) ・・東京工科大学(電磁波伝搬解析・実測)、埼玉大学(フィルタとアンテナの一体化、フィルテナ)、国士舘大学(高周波電磁界可視化センサ)

INTERMEASURE(いんたーめじゃー)

「計量計測展」、「インターメジャー」と呼称され、隔年秋に開催される、計量法に関係する展示会。日本メーカだけでなく世界の計量メーカが出展しいている。総合検査機器展(JIMA)、センサエキスポジャパン(SENSOR EXPO JAPAN)との併設で開催。センサエキスポジャパンは毎年開催で、INTERMEASUREと測定計測展(Measuring Technology Expo)が交互に開催される。 国内の計量法に関連するイベントでは、日本NCSLI技術フォーラムが、毎年秋に開催されている。こちらは日本の計量関連企業の総会といえる。

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