計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
フリーワード検索をはじめ、カテゴリー、索引から簡単にお調べいただけます。

フリーワード検索

検索用語一覧

5

各用語の詳細ページでは関連用語などを確認することができます。
このアイコンが表示されている用語には、詳細ページに図解や数式での説明があります。

FLASHプログラマ(ふらっしゅぷろぐらま)

(flash programmer) ROMライタの国内トップベンダーである東亜エレクトロニクス株式会社 フラッシュサポートグループカンパニーでは、1個書きのROMライタを「FLASHプログラマ」と呼んで、複数個を同時に書き込む「GANGプログラマ」と区別していた。 AF9707、AF9708、AF9709などがFLASHプログラマだった(現在はすべて生産終了)が、フラッシュプログラマと呼んでいるモデルもある。

フラッシュメモリ(ふらっしゅめもり)

(flash memory)半導体メモリの不揮発性メモリ(電源を切っても記録されたデータが消えずに保持される)の1種。構造がEEPROMと同じため「フラッシュROM」とも呼ばれるが、消去と再書き込みができるのでRAMである。種類はNAND型とNOR型の2つがある。NAND型フラッシュメモリのことを略して「NAND」と説明している例もある。具体的にはSSDはフラッシュメモリである。東芝の技術者が開発した際、写真のフラッシュのように一瞬で消去できることから命名したとされる。東芝のメモリ事業は分社化され、現在はKIOXIA(キオクシア)がNAND型フラッシュメモリの専業メーカとなっている(エルピーダメモリが2010年代に経営破綻して売却されたので、現存する唯一の国産・大手半導体メモリメーカである)。 1980~1990年代に多くのメーカがあったROMライタはアドバンテストや安藤電気が撤退し、現在の国産メーカはミナト・アドバンスト・テクノロジーズ(旧ミナトエレクトロニクス)と東亜エレクトロニクス株式会社(フラッシュサポートグループカンパニー)の2社になった。東亜エレクトロニクスのROMライタには「FLASHプログラマ」という名称がある。フラッシュとROMが関係している例といえる。

Blank(ぶらんく)

ROMライタの機能で、未書込み状態かどうかのチェック。(東亜エレクトロニクス株式会社 フラッシュサポートグループカンパニーの「書込みやプログラマに関する用語集」より)

プログラマ(ぷろぐらま)

ROMライタのことをROMプログラマ(または単に「プログラマ」)と呼んでいる。ROMライタの国内トップベンダーである東亜エレクトロニクス株式会社 フラッシュサポートグループカンパニーの「書込みやプログラマに関する用語集」には次のような解説がされている。プログラマ(またはデバイスプログラマ)は、開発したデータ(=マスタデータ)をFLASHメモリ、FLASHマイコン等のメモリ媒体に書くための装置。一部機種を除き、マスタデータはプログラマのバッファメモリに保存され、データを書込むため、書込みの都度マスタROMを用意する必要はない。一般的にはメモリデバイスのパッケージに合わせた変換アダプタを併用して電気的に書込む。フラッシュサポートグループカンパニーでは、複数のメモリデバイスに同時書込みを行うことができるものをGANGプログラマ、1個書きをFLASHプログラマ、メモリデバイス単体ではなく基板実装されたメモリへシリアル通信で書込みするものをオンボード(シリアル/インサーキット)プログラマと呼んでいる。【プログラマの主な機能】Program:バッファメモリのデータをデバイスに書込む。Copy:マスタROMのデータをプログラマのバッファメモリに格納。Verify:バッファメモリのデータとデバイスに書込まれているデータの照合。Erase:デバイスのデータ消去。Blank:未書込み状態かどうかのチェック。

Program(ぷろぐらむ)

ROMライタの機能で、バッファメモリのデータをデバイスに書込む。(東亜エレクトロニクス株式会社 フラッシュサポートグループカンパニーの「書込みやプログラマに関する用語集」より)

  • 1