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- 機械語(きかいご)
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(machine language)マイクロコンピュータ(マイコン、CPU)を動かすソフトウェアに関連する用語。マイクロコンピュータが理解して実行できる命令が書かれたプログラム(言語)。0と1の2進数の文字列。別名:マシン語。人間は機械語は書けないので、C言語などでプログラムを記述する(ソースファイル)。それをアセンブリ言語を経由して機械語に変換する。ソースファイルはコンパイラによってアセンブリ言語に変換される。アセンブラ言語はアセンブラによってオブジェクトファイルに翻訳される。オブジェクトファイルはリンカやコンバータによって機械語(データファイル)に変換される。プログラマが書いたソースファイルは、このような流れでオブジェクトファイルを経由してマイクロコンピュータが実行できるデータファイル(機械語)になる。この一連の作業工程(ソースファイルからデータファイルを作る)をコンパイルと呼んでいる。参考記事:「車載マイクロコンピュータの基礎~車載システムを支える頭脳」。マイクロコンピュータの構造と動作原理を解説。
- 逆アセンブラ(ぎゃくあせんぶら)
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(disassembly)マイクロコンピュータ(マイコン、CPU)を動かすソフトウェアに関連する用語。(マイクロコンピュータが実行している)機械語で書かれたプログラムをアセンブり言語表示に変換する機能のこと。ICE(インサーキットエミュレータ)に標準装備されていることが多い。一般に、高級言語(C言語など)で書かれたプログラムから生成したアセンブリ言語を、アセンブラが機械語に変換するが、その逆の機能のため、こう呼ばれる。逆アセンブラによって、機械語が正しいかを(人間が理解できる)アセンブリ言語で確認することができる。
- キャッシュメモリ(きゃっしゅめもり)
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(cache memory)CPUを高速に実行するには、CPUがアクセスするメモリデバイスが高速であればあるほど良い。ただし高速なメモリは高価で容量も少ないものが多いので、それを補うためにキャッシングというシステムを使う。キャッシングには、キャッシュメモリという高速で小容量のメモリを補助的に使う。このキャッシュメモリに対して実際にプログラムなどが収められているメモリをメインメモリという。CPUがアクセスしようとしたプログラムがキャッシュメモリ上に無いと、メインメモリからそのプログラムをキャッシュメモリにDMA転送し、それを実行させる。キャッシュメモリは高速なメモリなので、CPUは高速な実行が可能となる。ただし、このキャッシュメモリは、容量が少ないので、キャッシュメモリ上に無いプログラムが度々発生する。このプログラムが無い状態を、ミスキャッシュしたという。この時、またメインメモリからDMAでミスキャッシュしたプログラムをキャッシュメモリに転送して実行させる。近年、キャッシュメモリはCPUに内蔵されているものもある。内蔵されていないものを外部キャッシュメモリという。CPUを高速に実行させ続けるにはミスキャッシュをなるべく少なくする事が重要である。そのために、どのようにミスキャッシュを防ぐかなどに各種アルゴリズムやキャッシング回路技術がある。(株式会社Sohwa&Sophia Technologiesの用語集より)
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