計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
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逐次変換型A/D変換器(ちくじへんかんがたえーでぃーへんかんき)

SAR ADC(Successive Approximation Register Analog Digital Converter) とも表記される。デジタルマルチメータ(DMM)で桁数が多い高性能なモデルに採用されているA/D変換器。日本アビオニクス株式会社の「赤外線や工業計測器に関する用語」には次の解説がある。「入力アナログ量を符号化する一方、この符号を順次D/A変換によってアナログ量に変換し、これと入力量との差がゼロとなるように比較制御する。このとき両方の符号が一致した状態でA/D出力値とする。比較的早いサンプリングが必要な場合に広く使用される。耐ノイズは低い。」参考用語:SAR ADC、積分型A/D変換器

直流電圧計(ちょくりゅうでんあつけい)

直流の電圧を測定する機器。測定値をデジタル表示するデジタルマルチメータやアナログ表示するDC電圧計などがある。

直流電圧電流発生器(ちょくりゅうでんあつでんりゅうはっせいき)

(DC voltage current generator) 直流の電圧電流発生器というと、電圧源・電流源だけでなく高精度の測定機能(いわゆるデジタルマルチメータ)を備えたSMUがまず思い浮かぶ。アドバンテスト(現エーディーシー)や横河電機(現横河計測)がラインアップしている。エーディーシーの直流電圧・電流源/モニタ624xシリーズ、6253、横河計測の直流電圧/電流源GS200、ソースメジャーユニットGS610などがある。GS200は発生機能だけだが、その他のモデルはすべてSMUである。SMUの世界のトップブランドは半導体パラメータアナライザをラインアップするキーサイト・テクノロジーとケースレーである(詳しくは以下の参考記事を参照)。精度の良い直流電圧電流発生器は標準器として使用され、エーディーシーの標準直流電圧/電流発生器6166や、横河計測のプレシジョンDCキャリブレータ2553A/2560Aなどがある。校正用の標準器の雄、フルーク(正確にはフルーク・キャリブレーション)にも直流電圧標準器732Bなどがあった(現在は生産中止)。当サイトではこれらの製品群をカテゴリー「直流電圧電流発生器・校正装置」という名称にしている。 横河計測などがラインアップするプロセスキャリブレータも直流電圧電流発生器の1種である。 電源(power supply/source)と電圧電流発生器(generator)の違いは用途による。直流電源は各種の電気機器を駆動する電源として色々なレンジの製品が使われている。直流電圧電流発生器は「電圧・電流・電力の標準器」としての電圧源・電流源である。そのためデジタルパワーメータやデジタルマルチメータ(DMM)などの「電圧・電流・電力測定器」のカテゴリーに分類される。別名:直流発生器、直流電圧発生器、直流電流発生器。 参考用語:交流電圧電流発生器、直流電源

直流電圧発生器(ちょくりゅうでんあつはっせいき)

直流の電圧を発生する測定器。(=直流電圧電流発生器)

直流電流計(ちょくりゅうでんりゅうけい)

直流の電流を測定する機器。測定値をデジタル表示するデジタルマルチメータやアナログ表示するDC電流計などがある。

直流電流発生器(ちょくりゅうでんりゅうはっせいき)

直流の電流を発生する測定器。(=直流電圧電流発生器)

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