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- ダイオードテスト(だいおーどてすと)
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ダイオードやトランジスタがONするのに必要な電圧を与えて一定電流を流し、その順方向の電圧降下を測定しダイオードの正、逆を判断する機能。(共立電気計器株式会社の用語集より)
- 待機電力(たいきでんりょく)
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(standby power) 家電製品の電源が切れている状態でも、コンセントに接続さていると消費する電力のこと。電機製品が使用者の操作を待っている状態で消費する電力。省エネのために、待機電力を少なくすることが推奨されている。電気機器の待機電力の測定は、IECの規格で測定方法が規定されている。この試験をするためにはIEC規格が定める条件を満たした電力計が使われる。
- ダイヤル式可変抵抗器(だいやるしきかへんていこうき)
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(dial-type variable resistor) 可変抵抗器の1種で、ダイヤルで抵抗値を設定する測定器。桁ごとにダイヤルが並び、0~9の内から選択して抵抗値を設定する、デジタル値で抵抗を設定する方式。レバーの位置によって抵抗値を調整してアナログ的に可変できるものを摺動抵抗という。製品名は「ダイヤル形可変抵抗器」や「デジタル式精密可変抵抗器」。 横河計測には6桁設定できる6ダイヤル可変抵抗器、279303がある。アルファ・エレクトロニクスは精度の良いダイヤル式可変抵抗器(精密可変抵抗器)をラインアップしている(ほぼ標準器である)。一般の精度のモデルは横河計測以外は国産はあまり聞かない。中華系のShanghai MCP Corp.がラインアップが多く、日本INSDAC(日本法人)があるので、国内に流通している。
- 太陽電池(たいようでんち)
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(solar cells) 太陽光などの光を電気に変える光-電気変換器。「光電池」とも呼ばれるが、電気を蓄える機能はないので、正確にはbattery(電池)ではない。英語では「solar cell」(ソーラーセル)や「photovoltalic cell」(太陽光発電セル)などのセルである(cellは日本語では細胞)。太陽光発電システムに使われ、ソーラーパネルと呼ばれる。日本では「ソーラーバッテリ」と呼んでいる場合があるが、電池ではないので適切な表現ではない。 構造は、シリコンや化合物半導体、有機色素などで、主に半導体でつくられている。次世代の太陽電池としてペロブスカイトが実用化されようとしている。 太陽電池を使った太陽光発電(PV)は有限の化石燃料を燃焼させるのではなく、太陽光という無限に近いエネルギー源を利用するので、代表的な再生可能エネルギーといわれている。太陽電池は夜間の光のない時には電気をつくらないが、昼間の晴天時には半永久的に使用できるとして、2010年代にFIT(フィット)などの制度で導入・普及が進んだ。ただし、実際には老朽化があり、10年で廃棄されるケースも多く報告されている。 太陽電池は半導体なので、I-V特性で評価される。太陽電池(ソーラパネル)用のI-Vチェッカと呼ばれる計測器が販売されている。
- タケダ理研工業(たけだりけんこうぎょう)
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1954~1985年に存在した老舗計測器メーカ。1954年に武田郁夫(当時30歳)が「タケダ理研工業株式会社」を創業。通信省電気試験所に勤務していた武田氏は、大手電機メーカが出がけない計測の分野に着目し、研究開発型ベンチャー企業を設立した。1960年代までに周波数カウンタやデジタルマルチメータ(DMM)など、現在では基本測定器と呼ばれる製品を開発した。同社の企業ロゴはタケダのTと理研のRをデザインした「TR」で、計測器の形名の頭もTRだった。TR5211、TR5151などのカウンタの中古品はいまだにネットに出展されている(つまり市場に多く出回った売れたモデルである)。同社のDC~低周波のラインアップはブリッジなどを早くから手掛けたYEW(現横河計測)と競合している。汎用計測器(基本測定器)ではタケダ理研と横河電機はコンペチタだった。 1970年代にはRF分野のスペクトラムアナライザ(スペアナ)や、半導体製造装置のメモリ・テスト・システム、光通信測定器を開発した。日本のデバイスメーカがメモリ(DRAM)で世界シェアを独占するのに伴い、同社のメモリテスタは世界一になっていった。1976年に富士通の資本参加があり、1985年に社名をアドバンテストに変更(※1)。創業からのタケダの名前は消えた。 1990年代の携帯電話の普及期にはローデ&シュワルツの代理店としてCMUシリーズ無線機テスタなどを販売した。アンリツや安藤電気のような電電ファミリー(NTTに光通信計測器を納めるメーカ)ではないが、光ファイバの評価測定器を開発してOPMなどの光通信計測器に参入し、「光の3A(スリーエー、アンリツ、安藤電気、アドバンテストの頭文字がいずれもAのため)」と呼ばれた。2003年にはRF(高周波)以外の機種群を株式会社エーディーシーに移管し、後に高周波のモデル(スペアナやネットワークアナライザ)もやめて計測器から撤退した。 1970年頃から埼玉県行田に主力工場があり、東京都大田区蒲田に本社があるNEC系列の半導体テスタメーカの安藤電気とは、1980年頃には競合だった。1982年に安藤電気に入社した営業マンで、タケダ理研に入社希望で訪問したが、「文系の学生は応募していない(つまり営業職も全員、理工系で採用する)」と断られ、競合を聞いて安藤電気に入社した人がいる。 アドバンテストはタケダ理研創業の計測器から撤退したが、2015年に無線式の温度ロガー(AirLogger)を発売するなど、新規事業としてあらたな計測器や分析器を模索している。小野測器は2021年にAirLoggerとほぼ同等の競合品「無線温度計測システム WC-1000/WT-1100」を発売し、その後シリーズを増やしているので、アドバンテストの温度ロガーは(他社が真似するほど)販売好調だったと推測される(※2)。 タケダ理研は、戦後の1950年代に創業したベンチャー計測器メーカが、計測器を別会社に移管して成長した例である。横河電機もコアビジネスではなくなった計測器を別会社(横河計測株式会社)に分離している。アドバンテストは半導体テスタの、横河電機は計装(プロセス)の世界的なメーカである。 同社の製品カタログにはデジボル、DVM、VIGなどの表記がある。これらは低周波の計測器の用語だが、タケダ理研(アドバンテスト)のつくったことば(方言)である。2021年時点のエーディーシーの技術の部署名にVIGが使われている。 (※1) 1990年頃にアドバンテストの半導体テスタの営業マネージャに、社名の語源を筆者は尋ねたことがある。「当社の半導体テスタに、いつ頃からか“Advanced Tester”というサブタイトル(キャッチ?)が書かれていた。役員などの幹部がそれを見て“社名はこれが良い”と提案したかもしれない」、と彼は冗談交じりに答えた。単なる面白い想像の話だったのか(筆者をからかったのか)、噓のような本当の話だったのかは不明。タケダ理研がアドンテストとは渡辺測器がグラフテックよりも大胆な社名変更に思える。とにかく、タケダ理研は1980年代に電子計測器ではなく半導体テスタに舵を切り、世界有数の優良株に成長する。advance(前進)、advanced(高度な)の例としては、横河電機がスタンドアロンのICE(In Circuit Emulator、デバッガ、読み方:アイス)を1990年に子会社に技術移管して、新規開発を始めたadvice(アドバイス)も「ADVanced ICE(前進する、高度なICE)」が由来、という話がある(これも真偽は不明)。 (※2) 同社は2004年からテラヘルツ研究に着手し、2014年に新企画商品開発室は2014年にテラヘルツシステム事業部になった。アドバンテスト仙台事業所は複数のテラヘルツ分光・解析装置を製品化した。ただし、前述の無線データロガーを含む2000年代に新規参入した計測器/分析機器は、2025年9月30日にすべて生産終了した。理由は公表されていないが、半導体テスタに資源を集中する方針と思われる。同社はDC計測から始まり、高周波(RFや光通信)の計測器で1990年代にアンリツやキーサイト・テクノロジーに互した。優秀な技術者と要素技術を持っているので、高周波の計測器・分析機器から撤退することは惜しまれる(筆者感想)。横河電機の通信計測器は1990年代から2000年代に参入から撤退まで約10年だったが、アドバンテストの高周波計測も約20年しか続かなかった。国産の高周波計測はアンリツの1社頼みである。
- WPT(だぶりゅぴーてー)
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(Wireless Power Transmission) 直訳したら「無線電力伝送」。日本語では「無線給電」、または「ワイヤレス給電」。「非接触給電」とも呼ばれる。有線ではなく無線によって電力供給する方式のこと。光を使ったOWPTなる方式も大学で研究されている。
- 単相3線式(たんそうさんせんしき)
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200Vの電気を流す配線方式。分電盤のサービスブレーカに3本の電線が接続されていれば、単相3線式。3本の電線のつなぎ方によって、100Vと200Vの両方の電気を使うことが出来る。
- 単相2線式(たんそうにせんしき)
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家庭用の配線方式のひとつで、100Vの電気を流す配線方式。分電盤のサービスブレーカに2本の電線が接続されていれば、単相2線式。
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