計測関連用語集

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高機能モデル電力計(こうきのうもんでるでんりょくけい)

電力計の中で、計測器の主流であるデジタルパワーメータやパワーアナライザの老舗である横河電機(現横河計測)は、自社の電力計のラインアップの中で、1976年発売の形名2504(アナログ式)以降のWT1800/Eまでを、自らの製品開発の歴史の中で「高機能モデル」と呼称している。参考記事:電力計の基礎と概要 (第3回)の3ページ目 【インタビュー】横河計測の電力計事業への取り組み・・横河計測が今までに開発した電子式ベンチトップ型電力計の図がある。 計測器情報:WT1800の製品情報

高周波モデル電力計(こうしゅうはもでるでんりょくけい)

電力計の中で、計測器の主流であるデジタルパワーメータやパワーアナライザの老舗である横河電機(現横河計測)は、自社の電力計のラインアップの中で、1991年発売の形名2532以降のモデル、PZ4000、PX8000などを、自らの製品開発の歴史の中で「高周波モデル」と呼称している。参考記事:電力計の基礎と概要 (第3回)の3ページ目 【インタビュー】横河計測の電力計事業への取り組み・・横河計測が今までに開発した電子式ベンチトップ型電力計の図がある。 計測器情報:PZ4000の製品情報、PX8000の製品情報

高精度DMM(こうせいどでぃーえむえむ)

通常のベンチトップ型のデジタルマルチメータ(DMM)の表示桁数は5.5桁か6.5桁だが、桁数が8.5桁の高精度・高確度モデルがあり、通常のDMMを校正するための標準器として使用される。一番のスタンダードモデルはキーサイト・テクノロジーの3458Aで、1989年に発売されてから現在も現役である(2022年5月現在)。校正用の多くの測定器をラインアップするフルークも1980年代初頭から発売していて、2019年に2回目のモデルチェンジを行い、8558Aと8588Aの2機種をラインアップしている。国産の計測器メーカであるエーディーシー(アドバンテストの一部の計測器を継承、旧タケダ理研工業)も以前から7.5桁モデルがあり、2019年に8.5桁の7481を発売している。さらに、2023年1月に7481の上位モデル7482(AC測定機能あり)をリリースした。 3458Aは、計測器を保有する会社の標準室(校正室)を筆頭に、多くの分野で使われている。8558A/8588Aや7481/4782は3458Aのシェアを取るべく健闘している。 計測器情報:3458A、8558A/8588A、7481

高精度モデル電力計(こうせいどもでるでんりょくけい)

電力計の中で、計測器の主流であるデジタルパワーメータやパワーアナライザの老舗である横河電機(現横河計測)は、自社の電力計のラインアップの中で、1970年発売の形名2885-15(アナログ式)以降のWT3000、WT5000などを、自らの製品開発の歴史の中で「高精度モデル」と呼称している。参考記事:電力計の基礎と概要 (第3回)の3ページ目 【インタビュー】横河計測の電力計事業への取り組み・・横河計測が今までに開発した電子式ベンチトップ型電力計の図がある。 計測器情報:WT3000の製品情報、WT5000の製品情報

高電圧ボルトメータ(こうでんあつぼるとめーた)

数kV以上の高電圧を測定する機器。

交流電圧計(こうりゅうでんあつけい)

交流の電圧を測定する機器。測定値をデジタル表示するデジタルマルチメータやアナログ表示するAC電圧計などがある。

交流電圧電流発生器(こうりゅうでんあつでんりゅうはっせいき)

(AC voltage current generator) 交流の電圧電流発生器は、精度の良いモデルは校正用の標準器として使われる。そのため、当サイトでは「交流電圧電流発生器・校正装置」というカテゴリー名にしている。電源(power supply/source)と電圧電流発生器(generator)の違いは用途による。交流電源は電機機器に供給されるACラインの変動や瞬停を作り出し機器の評価などに使われる。交流電圧電流発生器は「電圧・電流・電力の標準器」としての電圧源・電流源である。そのためデジタルパワーメータやデジタルマルチメータ(DMM)などの「電圧・電流・電力測定器」のカテゴリーに分類される。別名:交流発生器、交流電圧発生器、交流電流発生器。横河計測の交流標準電圧電流発生器2558Aは名機だったが部品の入手難などで2000年頃に生産中止になった。後継機種が無いので、計測器を使う全国の企業の標準室は困った。フルークが相当品を発売したが2558Aの仕様をカバーいていなかった。横河計測と関係がある計測関連メーカが2558A相当品を開発するなどの紆余曲折を経て、横河計測は2013年に2558Aを再発売した。受変電機器(メタクラやキュービクルなど)や保護継電器(保護リレー)などの電力関連機器向けには3相の測定器が使われる。たとえばエヌエフ回路設計ブロックのRX4763三相標準電力発生器、デンケンのMDAC-5A三相交流発生装置などがある。双興電機や戸上電機製作所にも単相の電源(電圧電流発生器)がある。 直流の電圧電流発生器では代表機種はSMU(ソース・メジャー・ユニット)がある。 参考用語:交流電源、保護継電器試験器、保護リレー試験器、直流電圧電流発生器

交流電圧発生器(こうりゅうでんあつはっせいき)

交流の電圧を発生する測定器。(=交流電圧電流発生器)

交流電流計(こうりゅうでんりゅうけい)

交流の電流を測定する機器。測定値をデジタル表示するデジタルマルチメータやアナログ表示するAC電流計などがある。

交流電流発生器(こうりゅうでんりゅうはっせいき)

交流の電流を発生する測定器。(=交流電圧電流発生器)

交流電力校正器(こうりゅうでんりょくこうせいき)

横河計測の形名LS3300の品名。生産ラインなどで数多く使われる0.15~0.2%クラスの電力計(デジタルパワーメータ)や保守の現場で使われるクランプ電力計、装置に組込まれる電力モニタなどの校正は交流電力校正器を使用すれば利用者自身でも校正作業ができる。電力機器の開発用途で使われる高性能電力計(たとえば、一般のデジタルパワーメータの校正に使われる高精度の電力計である横河計測のWT3000/WT5000プレシジョンパワーアナライザなど)の校正には高度な技能と専用の校正環境が必要となるため、測定器メーカや信頼できる校正事業者で校正を行うことを推奨する。計測器情報:LS3300、フルークの三相電力校正器6003、WT3000、WT5000

コンセントテスタ(こんせんとてすた)

コンセントに差し込むだけで瞬時に極性を判定できる、などの機能があるコンセント用の測定器。電気工事で活躍する。現場用のハンドヘルドのモデル(クランプ、メガー、接地抵抗計など)をラインアップする共立電気計器の製品名になっている。 コンセントは英語ではoutletなので、英語でconsent testerといっても英語圏では通じない可能性が高い。

コンパクトキャリブレータ(こんぱくときゃりぶれーた)

横河計測の「電圧電流発生器&DMM」機能を持った可搬型製品の品名。略称:コンパクトキャル。

コンパクトキャル(こんぱくときゃる)

横河計測のプロセスキャリブレータである「コンパクトキャリブレータ」の品名。形名CA100の品名は「コンパクトキャル」。「電圧電流発生器&DMM」機能を持った可搬型の製品。計装分野(工場などのプラント)で電圧・電流の検査のために使われる。 同社のプロセスキャリブレータは形名がCAである。CA100コンパクトキャル、CA150ハンディキャリブレータ、CA500マルチファンクションプロセスキャリブレータ、CA700圧力キャリブレータなどがある。 計測器情報:横河計測の「CA」製品の例

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