計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
フリーワード検索をはじめ、カテゴリー、索引から簡単にお調べいただけます。

フリーワード検索

検索用語一覧

2

各用語の詳細ページでは関連用語などを確認することができます。
このアイコンが表示されている用語には、詳細ページに図解や数式での説明があります。

FTTH(えふてぃーてぃーえっち)

(Fiber To The Home)2000年代にCATVやADSLが普及し始めると、従来からアクセス網の光ファイバ化を構想していたNTTが「家まで光ファイバを引き込む」をスローガンに(コアネットワークだけでなく)アクセス系の通信網も光通信にすることで高速・大容量化を進展させようとした。家だけでなく事業所も含めてFTTP(Fiber To The Premises、敷地までファイバを)と呼ぶときもあった。アクセス系光通信網を完成することによって、広範囲にわたるユーザに高品質の通信を提供することを目指した。具体的な方式としてPON(Passive Optical Network)などが導入された。2022年現在はあまりFTTHということばは聞かなくなったので、ISDNと同じように、通信用語としては過去のもの(死語)になりかけている。

FOE(えふおーいー)

(Fiber Optics EXPO) 光通信技術に関する国際見本展示会。日本語では「光通信技術展」だが、ファイバーオプティクスEXPOの略称であるFOEの方が良く使われることばになっている。2001年より毎年1回開催されてきたので、20年の歴史ある展示会だが、2000年代の光海底ケーブルバブルなどを経て、2020年頃には出展する会社が少なくなり、寂しい展示会になっていた。2023年にRXジャパン株式会社(旧リード)が、5Gや6Gなどの移動体通信の展示会を併設したCOMNEXT(コムネクスト)を開催し(旧「通信・放送Week」を名称変更)、2023年からは出展社も増えた。過去には幕張メッセで盛況に開催されたが、やっと2023年からは主要な有線通信のベンダが出展するようになった。有線通信(光伝送)の需要が増えてきたことを示している。 1980~1990年代にInterOpto(インターオプト)という名称の展示会には多くの光計測器(光通信計測)メーカが出展したが、最近はあまり出展していない。InterOptoは2024年秋から「光とレーザーの科学技術フェア」と一体となりCOMNEXT(旧FOE)同様に盛り返す気配がある。開催が待ち遠しい(2024年7月現在)。

  • 1