計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
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ホトマル(ほとまる)

(photomultiplier tube)光電子増倍管の通称。英語の始めの文字(フォトマルチプライヤ)の頭を取って「ホトマル」と呼称する(フォトマルでないのは、スマートフォンがスマホと略されるのに似ている)。光電子増倍管はPMTと略記されることもある。高感度な光センサとして現在も活躍する真空管の1種。 岐阜県の神岡鉱山の地下にあるスーパーカミオカンデには、約1万個のホトマルが設置されている。素粒子の1つであるニュートリノの振る舞いを捉えたことで、小柴昌俊氏などがノーベル物理学賞を受賞した。微弱なニュートリノを検知する高感度なセンサがノーベル賞につながった。 参考用語:フォトダイオード 計測器情報:フォトダイオードが品名に付く製品の例

PON(ぽん)

(Passive Optical Network) NTTが2000年頃に提唱したFTTH(Fiber To The Home、家まで光ファイバを届かせる)を実現する方式(通信規格)の1つ。NTTが考案した。光信号の分岐・合流によって、1本の光ファイバで複数の加入者に光回線サービスを提供する。次の3つで構成される。OLT(Optical Line Terminal):通信事業者の局側に設置された終端装置。光信号の送受信を行う。SPL(光スプリッタ):光信号を合分波するために設置された機器。ONU(Optical Nertwork Unit):加入者(家庭の個人などの利用者)側の光回線終端装置。光信号と電気信号の変換を行う。インターネットを利用した画像検索、対戦型ゲームなど大容量の高速通信の普及によってアクセス網は光ファイバの敷設が進んだ。NTTやソフトバンクの光通信サービス(フレッツ光など)のユーザが増えたので、ネット検索ではONUや光モデムということばが数多くでてくる。

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