オートモーティブウィーク 自動車関連16記事が4冊の電子ブックになりました!

計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
フリーワード検索をはじめ、カテゴリー、索引から簡単にお調べいただけます。

フリーワード検索

検索用語一覧

3

各用語の詳細ページでは関連用語などを確認することができます。
このアイコンが表示されている用語には、詳細ページに図解や数式での説明があります。

ケーブル障害位置測定器(けーぶるしょうがいいちそくていき)

(cable fault locator) ケーブルの障害位置を測定する機器。TDR (Time Domain Reflectmetry/Reflectometer)の1種。フォールトロケータとも呼称される。高度経済成長期(1955年頃~1973年頃まで)は通信インフラとして電気の通信線(銅線)の敷設が盛んだったので電気ケーブル用の製品を指したが(※)、現在は光通信(光ファイバ)用のケーブル障害位置測定器としてOTDR(Optical TDR)が敷設工事や保守で活発に使われている。電電公社(現NTT)が光ファイバを全国に敷設した1970年代~1990年代に多くの種類の光測定器を開発してNTTに納品した電電ファミリーであるアンリツや安藤電気(現横河計測)は、現在でもOTDRをラインアップして電気工事会社向けに販売している(モデルを定期的に更新している)。 (※) 銅線用のケーブル障害位置測定器は、以前は大手計測器メーカ(テクトロニクスや安藤電気など)がつくっていたが、現在は国産メーカはほとんどつくらず、海外製品をグッドマンなどが取り扱っている。 日本の電力会社各社は、広範囲に敷設した送電線(銅線の電力ケーブル)を管理するために「送電線故障点標定装置」を敷設している。この装置を「フォルトロケータ―」と呼称している(フォールトロケータではない)。どちらにせよ、ケーブル障害位置測定器はfault locator、または略してロケータと呼ばれている。

ケーブル測定器(けーぶるそくていき)

ケーブル測定器というと、銅線ケーブルの障害箇所を検出するTDRや、LANケーブルメータなどのレイヤ1測定器がある。以前はケーブルのQ値や特性インピーダンスなどを測定するQメータ(回路素子測定器/RF測定器)があったが現在はほとんど生産中止になっている。光ファイバのTDRであるOTDRはケーブル測定器よりも光測定器(または光通信測定器)に分類されている。ケーブル測定器というと、電気信号を伝えているケーブルがイメージされる。「ケーブル測定器」という品名のモデルはないが、TDRやLANケーブルテスタなどの電気ケーブルの測定器を一言で括ると「ケーブル測定器」ということになる。一般の計測器の機種群(カテゴリー)として確立した呼称ではない。 ケーブル診断測定器というと、ケーブルの絶縁耐圧や絶縁不良などの絶縁診断の測定器群を指す。TDRはケーブルの診断をしているといえるが、障害位置検出器やロケーターと呼ばれることはあるが、ケーブル診断測定器といわれることはあまりない。計測器の名前や呼称は、素人にはわかりにくいニッチな世界である。 計測器情報:ケーブル測定器の製品例(フルーク・ネットワークス)

ケーブルテスタ(けーぶるてすた)

ケーブルの物理特性(導通、損失、反射など)を測定する試験器。大きくメタル(銅線)と光ファイバの2種類があるが、一般にはメタル用を指し、光のときはロステスタやOTDRということが多い。通信機能を階層構造に分割したOSI参照モデル(第1階層:物理層〜第7階層:アプリケーション層の7階層構造)にあてはめると、第1階層(レイヤ1)に相当するため、「レイヤ1(ワン)試験器」と呼称して、第2階層(データリンク層)・第3階層(ネットワーク層)の試験器である「プロトコルアナライザ(プロアナ)」、「オンラインモニタ」と区別される。最近の計測器は複合化(マルチ機能化)して、どの範疇の測定器か一目で判別がつきにくい。「ケーブルテスタ」という品名でプロアナのような外観のモデルもある。そんなときに機種群(機能がどこまであるか)を簡単に確認するには「レイヤ1試験器か?、プロアナか?」と聞くのが良い。参考用語:LANケーブルメータ

  • 1