計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
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L2スイッチ(えるつーすいっち)

(Layer 2 switch) OSI参照モデルの第2層(データリンク層)での転送能力、ブリッジ機能があるLANのスイッチ。レイヤ2レベルで行き先を振り分けてくれるスイッチ。L2スイッチとは別に、より上位レイヤのレイヤ3スイッチやルータがある。 参考記事(会員専用):【展示会レポート】人とくるまのテクノロジー展 2022 横浜 ・・ガイロジック株式会社が取り扱っている車載Eherenet製品を取材。

LAN(らん)

(Local Area Network) 広域通信網(WAN)とは違い、限られた範囲の閉じたネットワークのため、日本語では「構内通信網」や「ローカルネットワーク」と呼ばれたが、現在ではLANが日本語になっている。1990年代に、より対線(ツイストペア)・同軸ケーブル・光ファイバを使って同じ建物の中にあるコンピュータ同士を接続し、データをやり取りすることで普及した(つまり構内のネットワークだった)。当初は通信速度10G(10ギガ)bpsの規格として、10BASE-T(テンベースティー)、10BASE-2、10BASE-5などがあり、現在のPCの標準インタフェースとしてRJ45(モジュラージャック)が採用されている。LANはイーサネットとほぼ同義である。 現在ではWi-Fi(ワイファイ)などの無線LANが普及したため、当初のLANは区別して有線LANと呼ばれる。有線LAN(Ethernet、IEEE 802.3)と無線LAN(Wi-Fi、IEEE 802.11)はIEEE(アイトリプルイー)の規格が違う。また高速のギガビットLANや工場などの産業用途のEtherNet/IP、自動車内への導入が進む車載Ethernet など、LAN(やイーサネット)は各種に応用されていて、単にLANというだけでは特定できないようになっている。LANやイーサネットということばが使われる高速通信規格は、実はLAN(イーサネット)の基本仕様とは異なっていることも多いが、LAN(イーサネット)が大変普及したことばのために、新規規格の名称にLANやイーサネットが良く使われる。LANを正確に説明することは大変難しくなった。

LANケーブルメータ(らんけーぶるめーた)

LANに使用するケーブルの性能を試験する機器。LANが普及したことで、LANケーブルメータは工事や保守などで使うレイヤ1テスタとして重宝されて入れている。ケーブルテスタの計測器メーカとしては海外のフルーク・ネットワークス社が有名(元はフルーク社だったが、別会社になった)。別名:デジタルケーブルアナライザ。参考用語:ケーブルテスタ

LANプロトコルアナライザ(らんぷろとこるあならいざ)

LANでデジタル通信を行っている機器間に設置し、プロトコル(機器間で定められた通信方式)の検査や通信障害の解析を行う機器。略称:LANアナライザ。

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